秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.22
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01News&Topics02News&Topics03News&TopicsNews&Topics公開講演会を開催しました学生の作品が本荘由利発明工夫展と秋田県発明展で受賞しました 11月25日に秋田キャンパスの講堂において、HEROZ株式会社のリードエンジニアで、将棋プログラム「PONANZA(ポナンザ)」の開発者である山本一成氏を講師にお迎えして、平成29年度公開講演会を開催しました。 山本氏からは、「人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?」と題した講演の中で、開発当初は全く人間に勝てなかった「PONANZA」が、「ディープラーニング(深層学習)」の進化により、遂には現役の名人に勝利するまでに成長した軌跡について、ユーモアを交えながら解説していただきました。 講演会に参加した方からは、「今話題の人工知能について最新の動向を知ることができた」「人工知能に対して漠然と不安を抱いていたが、捉え方が変わった」といった人工知能への関心の高まりを感じられる声が多く聞かれました。あきたこまちリレーマラソンで優勝しました 10月29日に秋田市で開催された「第5回あきたこまちリレーマラソン」に、本学の陸上サークルの学生で構成されたチームが出場し、見事総合優勝を果たしました。 このリレーマラソンは、秋田県立中央公園陸上競技場を発着点とする1周1kmのコースをチームメンバーで周回リレーしながら42.195kmの完走を目指すもので、メンバー全員が最低1周走るというルールの他は、走る順番やリレーする回数も自由という大変ユニークな競技となっています。 13人で構成された陸上サークルのチームは、降りしきる雨の中、2時間27分36秒のタイムで42.195kmを走破し、見事トップを切ってゴールしました。 システム科学技術学部2年の小田和樹さん、海沼諒さん、小栁陽さん(いずれも電子情報システム学科)の作品「賽銭deおみくじ」が、10月21日~22日に開催された第65回本荘由利発明工夫展で「(公財)本荘由利産学振興財団理事長賞」を受賞しました。また、11月3日~4日に開催された第66回秋田県発明工夫展では「秋田県電子工業振興協議会長賞」を受賞しました。 2つの賞を受賞した「賽銭deおみくじ」は、本学のものづくりコンテスト「創造チャレンジ2016」に出展された作品で、中に賽銭を入れてから2度手を叩くと、賽銭箱前面のルーレットが回転(点灯)し、おみくじの結果がわかるというものです。同コンテストでは最優秀賞を受賞し、学内でも高い評価を受けていました。◆受賞者のコメント◆ 今回、大学で作ったものが2つの賞を頂けて嬉しいです。昨年指導していただいた先生方にとても感謝しています。これからも、ものづくりコンテストで培った力を今後も活かせるようにしたいです。また、今後も創造チャレンジで作られた作品が賞を受賞して活躍できることを願っています。秋田県立大学の出来事を振り返る2017.10~2018.301

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