秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.22
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Graduate School of Systems Science and TechnologyGraduate School of Bioresource Sciencesシステム科学技術研究科生物資源科学研究科大学院中嶋 奎太さん出身高校 岩手県/盛岡北高等学校大学院に進学した理由は?将来的に機能性食品を研究・開発したいと思ったことから、研究者になるための知識や技術を身に付け、また人として更にレベルアップするために進学しました。また大学院生になると、学会で発表をする機会が学部生よりも多く、情報を発信する力やコミュニケーション能力といった社会人として必要な力も身に付けられると考え進学しました。県立大の良いところは?充実した研究環境と先生方との距離が近いことです。最新の研究機器が豊富に揃う環境は、他の大学と比べても充実していると思います。また、少人数教育であることから先生方との距離が近く、手厚い指導を受けることができ、効率よく研究を進めることができます。学生が興味あること、挑戦したいことを全力でフォローしてくれる、とても風通しのいい大学だと実感しています。大学院進学を考えている人へメッセージ大学院は自分の研究を深められるだけではありません。社会人として、また人として必要な力を身に付ける事ができ、学部生の時よりも自分次第で一回りも二回りも成長できます。自分は将来どんな人になりたいのか、どんな事をしたいのかをしっかり考えて大学院に進学すると、より充実した大学院生活が送れると思います。応援しています!生物資源科学専攻ハウス食品株式会社カレーやシチューのルウの業界最大手であり、スパイスを軸にシーズニング、ウコンの力など多岐に渡りお客様に愛される商品を提供している食品メーカーです。「食の可能性を見出し、食卓に新たな常識を創る」これが私の夢であり、常に食卓の笑顔、常識を創り続けているハウス食品でしかこの夢は叶えられないと思い、この企業に決めました。就職内定先日産化学工業株式会社多岐にわたり事業を展開する化学メーカーで、特に農薬事業に力を入れています。高峰譲吉によって設立された、日本初の化学肥料会社で、120年以上の歴史のある会社です。海外への積極的な事業展開をしており、学んできた除草剤の知識と英語を活かして働くことができると思い志望しました。就職内定先薄井 晶子さん出身高校 栃木県/大田原女子高等学校6年間で一番印象に残っていることは?インドで開催されたアジア太平洋雑草学会に参加したことです。発表の際に、呆れて去ってしまう人がいるほど英語での意思疎通ができず、今思い出しても苦い経験です(笑)。しかし、この出来事が英語を学ぶモチベーションとなり、中国の清華大学への留学プログラムや、国際交流基金の日本語パートナーズに参加するなど、研究以外にも充実した時間を過ごすことができました。今後の目標は?就職後は農薬営業の業務を担当しますが、国内営業の仕事を覚え、早く海外部で働けるように仕事と勉強に励んでいきたいです。また、仕事に尽力するのはもちろんですが、人との関わりが多い業務なので、広い視野で相手を配慮し、自分の行動に責任を持った芯のある女性になれるように心がけていきたいです。大学院進学を考えている人へメッセージ県立大学の大学院は、研究の環境はもちろん整っていますが、大学院生向けの留学プログラムも充実しています。また、学会で発表したり論文を投稿したりすることは、学部生にはなかなかできない経験であり、これらを通して成長することができるはずです。少しでも進学を迷ったら、大学院でさらにテーマを追求するという選択をするのも悪くないと思います。生物資源科学専攻08
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