秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.23
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国際交流プログラムを実施しました◆カセサート大学短期研修プログラム(8月13日-23日)◆シンガポール短期研修プログラム(9月2日-15日)夏休み科学教室「創造学習」を開催しました秋田県立横手高等学校と連携協力に関する協定を締結しました「秋田県子どもプログラミング教育研究会」が設立されましたクラウドファンディング「動物型ロボットかかしプロジェクト」、成果公開! 2012年にカセサート大学と学部間国際交流協定を締結し、これまでも教員や学生の派遣・受入を実施してきました。研修では、食品開発研究所や畜産研究所などを視察し、タイの農畜産技術に関する理解を深めました。 シンガポールでの研修は初開催。ホームステイをしながら、EFシンガポール校で世界各国からの留学生とともに英語を学び、また、南洋理工大学の学生と東北三大祭りに関するプレゼン、ディナーパーティ等を通じて交流を深めました。 本学では、海外でも活躍できる人材を育成するため、学生の多様なニーズに応える、様々な国際交流プログラムを実施しております。 本荘キャンパスにおいて、夏休み科学教室「創造学習」を開催しました。「創造学習」は教員や学生が講師となり、地域の子どもたちに科学に興味を持ってもらうことを目的に毎年開催しております。工作や算数に関連した9つのテーマで実施し、「ホバークラフトを作ろう」では、初めに風船を取り付けたCDでホバークラフトの模型を作り、その原理を学んだ後、モーターの力で浮き上がるホバークラフトのマシンを工作しました。初めの模型製作では、風船から出る空気で滑って動くCDに、参加者から大きな歓声が上がりました。その後の工作にも夢中になって取り組み、完成したホバークラフトを廊下で走らせて楽しんでいました。参加者からは、「とても楽しかった」「またやってみたい」と大好評で、子どもたちに科学や技術への関心を高めるきっかけになりました。 9月10日、本学と秋田県立横手高等学校は、理数教育に関して連携して研究し、地域の発展に貢献する人材を育成するため、協定を締結しました。小林理事長は「横手高校の目指す“自分で考え、解決していける人材の育成”を、本学でもサポートしていきたい」と、一層連携を深めていくことを表明しました。 2020年度から全国の小学校で必修化される「プログラミング教育」を秋田県内全域で発展させ、情報教育を推進するため、8月18日、「秋田県子どもプログラミング教育研究会[会長:廣田千明准教授(情報工学科)]」が設立されました。同研究会は、小学生プログラミング教室や教員向け研修会を各所で開催しているほか、教育方法の研究や教材開発などを通じ、プログラミング教育の普及活動を鋭意展開しています。 齋藤敬准教授(知能メカトロニクス学科)が研究に取り組む「動物型ロボットかかし」プロジェクトの成果がウェブ上で一般公開されました。新型鳥獣被害対策用ロボット「かみやぎ」や、メカニックデザイナー大河原邦男氏による未来型多脚ロボット「おおやぎ」も掲載しています。今後も齋藤敬准教授の研究から目が離せません!05News&Topics07News&Topics09News&Topics06News&Topics08News&Topics「動物型ロボットかかし」研究成果秋田県子どもプログラミング教育研究会「かみやぎ」、手前は原型機「しろやぎ」乗用型ロボット「おおやぎ」イメージ02

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