秋田県立大学 木材高度加工研究所
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大学院教育大学院生の研究テーマと進路特任助教の活躍 秋田県立大学大学院では、秋田県の高等教育機関として高度専門職業人の育成、社会人再教育を重視し、また、県内公設試験研究機関などとの連携による教育研究の充実を図ることで、秋田県の技術基盤形成における地域の中核的役割を果たすことを目指しています。 木材高度加工研究所は秋田県立大学生物資源科学研究科において大学院教育を担っています。そこでは、地域の豊富な森林資源に立脚しながら、大学に属する機関としては日本で唯一「木材」を冠する専門教育・研究機関として、「森林資源を活用した持続的な資源循環型社会の形成」という目標のもと、材質などの基礎研究から材料開発などの応用研究、それらを利活用するための社会科学的検討までの幅広い分野に対応した教授陣を擁し、幅広い知識と高い技術・研究能力を備えた人材の育成を目標に、最先端の教育を行ってます。 本学で行われる特定の研究に参画する、意欲と優れた能力を有する若手研究者のためのポジションとして特任助教が設けられています。研究活動を経た後は、国内外を問わず、様々な研究機関の常勤職に就き、研究の最先端で活躍しています。北海道大学、秋田県立大学、山形大学、筑波大学、埼玉大学、東京大学、横浜国立大学、京都大学、神戸大学、島根大学、愛媛大学、高知工科大学、日本大学、高知大学、日本製紙ケミカル、森林総合研究所、浙江林学院(中国)、ベルギー工科大学(ベルギー)、FP Innovations(カナダ)、南京林業大学(中国)など。国立研究開発法人森林総合研究所林木育種センター東北芸術工科大学文化財保存修復センター株式会社ウッドワン公益財団法人 日本合板検査会秋田大学長崎大学フォスター電機株式会社 ほか大学院の特色卒業後の進路特任助教の活躍特任助教の進路●秋田スギ天然林および育種素材の遺伝的多様性の評価●海岸クロマツ林内におけるニセアカシアの萌芽更新と分布拡大●ヒバの遺伝的多様性と遺伝的特性の解明●アモルファスカーボンを用いた木材の表面改質●木製治山ダムの強度、耐久性および環境影響評価に関する研究●非線形最小二乗法を用いた単板積層材エレメントの強度分布推定手法の開発と有効性の検証●細胞壁強化に重点をおいた出土木材の保存処理に関する研究●木材の微量塗布接着技術を応用した木質系音響材料の開発教育5

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