秋田県立大学広報誌 イスナ Vol.25
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森林活動で自然災害に強い里山をつくる本荘駅前市場と駅前通りの活性化に繋げる特集小番さんは森林や地域の人と関わる活動を通して、大学の講義では学べないことを沢山教えてくださります。このような貴重な経験をさせていただけるのは、小番さんと交流があったからこそで、とても感謝しています。これからも一緒にツリーハウス同好会の活動を広めていきたいです。昼市の企画、イベントなど学生のやりたいことを快くやらせていただき、感謝しています。市場内の活動のほか、中島台の森でのスノートレッキングやツアーも案内してくださり、秋田の魅力を気づかせてくれました。これからも朝市と駅前通りの賑わいを取り戻すべく、共に活動していきたいです。Q1 県立大学と関わることになったきっかけ又は経緯を教えて下さい2002年県が主催した『環鳥海未来の森プラットフォーム』にパネラーとして参加させて頂きました。その際、鈴木有先生(元・木材高度加工研究所教授)と板垣直行先生(建築環境システム学科教授)と知り合いになったのがきっかけです。Q2 学生と一緒にどのような活動を行っているか教えて下さいツリーハウスを軸に、里山における森林活動(植林・伐採・山菜、キノコ採取・小学校森林教室・チェンソーアートなど)・地域活動(木工教室・ステンドグラス・フラワーアレンジメント・街角造り・陶芸教室・そば打ちなど)を地域と連携して行っています。Q3 今後の活動の目標や夢などを教えて下さいまずは、いかに継続させるかです。また、経年とともに学生のニーズ、自然のニーズ、地域のニーズが変わってきました。とくに、自然災害に強い里山が要求されてきております。第2の学び舎として、自然に寄り添った学生を巣立たせていきたいです。Q4 県立大学や学生に対する、エールや要望などお願いします 若い時の経験に無駄はありません。好奇心を旺盛に何事にもチャレンジしてください。また関係者の方やその家族に多大な協力をいただくことに、そして、17年という時を刻んでくれた先輩諸氏の労苦に感謝を忘れず取り組んでほしいです。Q1 県立大学と関わることになったきっかけ又は経緯を教えて下さい「秋田学生まちづくり団体」の皆さんが、石脇地区の活性化をめざして活動しているのを知り、本荘駅前市場の賑わい及び駅前通りの活性化について相談したことです。Q2 学生と一緒にどのような活動を行っているか教えて下さい「本荘駅前市場」の通常営業は概ね午前3時~8時なので、一般市民の皆さんにはあまり知られていません。このため、「日曜ひる市」(午前9時~午後1時)のイベントを開催し、当市場の存在を知っていただくとともに、駅前通りの賑わいに繋がるよう、学生にもお手伝いをいただいています。Q3 今後の活動の目標や夢などを教えて下さい駅前市場としての機能(仲卸として)はもちろん、人々の交流の場としての性格を持たせ、駅前周辺街を活性化していきたいです。古くから続く、伝統ある「本荘の朝市」を、市民文化遺産として後世に繋げられたらとも思います。Q4 県立大学や学生に対する、エールや要望などお願いします 市場内の出店者も高齢化が進み、発想力、行動力などが伴わなくなりつつある中で、若者たちの姿が、笑い声が市場内に響くと、とても勇気づけられ、励みになります。若いエネルギーと協力し、街の活性化が進むことを願っています。秋田県 林業士・林業普及補助員小番 正裕 Kotsugai Masahiro本荘駅前市場 管理人繁野 正倶 Shigeno Masatomoシステム科学技術学部建築環境システム学科3年鈴木 菜摘Suzuki Natsumiシステム科学技術学部 建築環境システム学科2年髙橋 樹凜 Takahashi Kiriツリーハウス同好会秋田学生まちづくり団体 交流しての感想、感謝の思いなど、今後の展望など交流しての感想、感謝の思いなど、今後の展望など県立大学と関わる地域の人たち03

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