秋田県立大学広報誌 イスナ Vol.25
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 発行◎公立大学法人 秋田県立大学 ◎〒010-0195 秋田市下新城中野字街道端西241-438 TEL.018-872-1500 FAX.018-872-1670秋田県立大学広報誌[イスナ]第25号 発行日◎令和元年12月https://www.akita-pu.ac.jp/E-mail:koho_akita@akita-pu.ac.jptwitter:@Akita_P_U「イスナ」というタイトルは、「良いですね」という意味の秋田弁をベースにしています。これからも人材育成・研究開発を通して、地域社会の発展に貢献できるような「良い」ことを発信していきます。秋田キャンパス◆本部◆生物資源科学部◆大学院/生物資源科学研究科〒010-0195 秋田市下新城中野字街道端西241-438TEL.018-872-1500 FAX.018-872-1670秋田/大潟キャンパスドローン映像本荘キャンパス◆システム科学技術学部◆大学院/システム科学技術研究科〒015-0055 由利本荘市土谷字海老ノ口84-4TEL.0184-27-2000 FAX.0184-27-2180本荘キャンパスドローン映像大潟キャンパス◆生物資源科学部 アグリビジネス学科3・4年次〒010-0444 南秋田郡大潟村南2-2TEL.0185-45-2026 FAX.0185-45-2377木材高度加工研究所〒016-0876 能代市字海詠坂11-1TEL.0185-52-6900 FAX.0185-52-6924木材高度加工研究所ドローン映像特別対談『秋田の未来と大学の役割』小林学長は県立大学の在り方として「20年間で大学の骨格が出来た。これからは、大学自身が将来を見据えて、地域に課題を提案し解決していくことが必要」と語り、五郎さんは「その考えを学生にも“遺伝子”として引き継いでほしい」と期待をにじませました。さらに、秋田県の人口減少等の課題について、小林学長が「本学では県内就職を促す取り組みとして、地域の魅力を体験させる“あきた地域学”の開講や、企業を深く知る1日型職場観察“ジョブシャドウイング”を実施している。県内には素晴らしい技術を持った中小企業がたくさんあり、県内就職を増やすことで人口減に貢献したい」と展望したのに対し、五郎さんは「人口減を嘆くことはない。マイナスの面にも良いことがあると考えよう」と発想の転換を促し、雪で練習が満足にできないという逆境を乗り越え、昨年の甲子園で準優勝を遂げた金足農の活躍を例に挙げ「まずは、生まれ育ったこの地を良くしたいという情熱と工夫を持つことが大事」と励まされました。そして、県立大学が果たす役割として「米や木材など秋田のものを時代に合った形で発展させること」と五郎さんが語ったのに対し「もの作りや農業の分野で、本学が総力をあげて秋田を引っ張っていきたい」と小林学長が強い決意をみなぎらせました。2人の対談は開学20周年を迎えた本学が、地域に根ざした「知の拠点」として、これまで以上に人材育成や地域貢献を実践することにより、秋田県の発展に期待を込める対談となりました。開学20周年関連行事橋本 五郎小林 淳一読売新聞東京本社特別編集委員学長8月24日、『秋田の未来と大学の役割』というテーマで、小林淳一学長と、橋本五郎・読売新聞東京本社特別編集委員との特別対談が行われました。これは、本学と読売新聞秋田支局が共催する「県大・読売講座―県大20年の研究力で秋田の未来を読む―(全5回)」のオープニングイベントとして開催されたもので、当日は大変多くの方が来場し、小林学長のアカデミックな語りと、五郎さんの軽快かつユーモア溢れる楽しいトークに会場が熱く包みこまれました。*今回の対談記事は、本学ウェブサイトで公開されておりますので、是非、ご覧ください。五郎さんからいただいたサイン

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