秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.24
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「LINKtopos2018」に参加しました「美しい炎」の写真展で優秀作品賞を受賞しました「ブラウブリッツ秋田」の岩瀬社長と学生による読書座談会を開催しました「起業体験プログラム」の取り組みが創業機運醸成賞を受賞しました10月6日~、東日本大震災をきっかけに生まれた、公立大学の学生ネットワーク「LINKtopos2018」が開催され、本田和也さん(電子情報システム学科4年)が運営代表を務めました。本学からは4名の学生が参加し、地域貢献活動に関するワークを通じて、他大学の学生たちと交流を深めました。本田さんは、公立大学学長会議の冒頭で、「LINKtoposは繋がり、繋げる場。今後も多くの大学と繋がりをつくっていきたい」と、力強く意気込みを表明しました。日本燃焼学会「美しい炎」の写真展において、小野善朋さん(機械知能システム学科4年)の作品が優秀作品賞を受賞しました。小野さんは火炎の燃え拡がり方について研究しており、実験していく中で最も特徴的だった条件を作品の題材に選んだとのことです。天井での火炎の燃え拡がりの様子を調べるために、8度の傾斜を作り、そこでアクリル板(100×100mm)を中心から燃やした時の火炎の様子を撮影したものです。画像の中心から外側にかけて時間経過ごとの火炎の形状変化を示し、それらを上下左右と斜めに並べたものになります。天井面での燃え広がりの様子が花びらのようで、それらを合わせることで青い炎の花と表現しました。天井面花(Ceiling ower)11月2日、本荘キャンパス図書館で、若者を中心とした県民の読書意識を喚起することを目的として、プロサッカーチーム「ブラウブリッツ秋田」の岩瀬浩介社長と3名の学生で「読書座談会」を開催しました。座談会では、自身の読書習慣や日頃どのように図書館を活用しているかなどについて語り合ったほか、それぞれの「私の1冊」を紹介し合いました。岩瀬社長からは、「県大の図書館は天井も高く照明もカフェのようで落ち着きがある。自分が学生だったら入り浸りになるような素敵な空間だ」とお褒めのお言葉をいただきました。嶋崎真仁准教授(経営システム工学科)が主導する経営システム工学科3年次のカリキュラム「JPX起業体験プログラム」の取り組みが、経済産業省中小企業庁のアントレプレナージャパンキャンペーン平成30年度創業機運醸成賞を受賞しました。講義には地元の高校生、地元企業経営者(ベンチャーキャピタル役)も参加し、実際に模擬会社を立ち上げて地域の名産や食材を活用した商品を販売します。授業の最後には「株主総会」として報告・解散・財産分与を行い、利益率の実績などから優れたグループの表彰を行います。本取組で、起業のプロセスを実体験することにより、起業だけでなく、既存企業における新しい事業を組み立てられるリーダーを育成できるのではないかと期待されます。05News&Topics07News&Topics06News&Topics08News&Topics02

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