秋田県立大学 システム科学技術学部 建築環境システム学科
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研究施設・教育環境の特色学生の活動設計作品例 建築構造学および材料学のための大規模な実験施設があります。実大モデルなどを用いて、建物の耐震性能に関する研究や、材料に関する研究が行われています。また実験実習でも利用します。 学生の設計などの実習施設としては、ワークショップ、CAD室、創造工房などがあります。創造工房には、実物大の木造建築モデルがあり、構造や伝統建築に関する講義も行われています。CADシステムは、3次元CAD及びコンピュータグラフィックス作成までが可能なシステムを導入しています。つまり、構造から設計まで、またコンピュータグラフィックスから大規模な模型製作まで、建築で必要とされる包括的な能力を身につけることが出来るよう、実習施設とカリキュラムの双方で配慮されています。 例年、学部生・大学院生による設計作品が、学外の設計競技等で入賞しています。 学生達の自主的な活動が活発なのも建築環境システム学科の特色です。当大学の特色ある教育制度である自主研究制度(1~2年生でも先生の指導のもと研究に取り組める制度)では、例年多数の学生が、さまざまなテーマに取り組んでいます。その一部は、学会などで発表され、キャンパスの空間デザインに反映されるなどの成果をあげています。 木について学びワークショップなどを角館などで行っているグループ(木匠塾)や、まちづくりや建築探検のような活動を行っているグループ(建築学生集団「築輪」)など、地域との交流も積極的に行われています。デザイン女子No.1決定戦2017 都市・建築部門賞特別賞「つながるウラ・つながるくらし」(2016年卒業制作) 颯田結衣2016年度卒業設計賞受賞、雑誌「近代建築」掲載作品「積碑」 古見公乃第1回大東建託賃貸住宅コンペ入賞作品「都市を想う空隙」野澤翔太(大学院1年:入賞当時)、皆川翔太、服部雄介(3年:入賞当時)日本木材青壮年団体連合会「木の次世代茶室」コンぺ入賞(2016)「つつむ」 中川裕人、矢口公大(3年:入賞当時)Akita Prefectural University 20194

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