秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.26
5/12

秋田市役所【建築】株式会社ワイズマンシステム科学技術学部Faculty of SystemsScience and Technologyイ卒ビン業ュタ生ー秋田市内の建築に関する分野の業務に、技術系職員として従事します。地元秋田県の県庁所在地全体のまちづくりに貢献できる、スケールの大きい仕事に面白さを感じ、就職を決めました。主に介護と医療の電子カルテを開発、販売している会社です。近年は、地域ぐるみで高齢者を支える、地域包括ケアシステムのためのシステム開発にも力を入れています。私はこのワイズマンのシステムを知り、より多くの人に利用してもらいたいと感じて志望しました。○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「秋田県における非住宅建築物のエネルギー消費量の将来予測―ライフサイクルの環境負荷と省エネルギーシナリオの作成―」というテーマで取り組みました。秋田県の住宅以外の建築物である、デパートや病院、学校、コンビニなどすべての建築物が消費するエネルギーやCO₂排出量を2000年から2045年まで予測・推計するというものです。また、省エネルギーのための対策をした場合とそうでない場合の両方を推計することで、今後の秋田県の建築物がどのような対策をすれば、省エネルギーにつながるか予測しました。○大学生活で一番印象に残っていることは?サークルでのボランティア活動です。菜の花祭りでの木工教室や、保育園の卒園制作の手伝い、地域のお年寄りの方のための椅子や机の制作等を行いました。大学生になって初めてのボランティア活動であり、コミュニケーションのみならず、積極性という面でも成長できました。○県立大の良いところは?先生の指導が丁寧なところです。生徒の人数に対して、先生の人数が比較的多いため、一人一人丁寧な指導を受けられます。わたしも卒業研究を進めるにあたり、困ったときは何度も丁寧に指導していただきました。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。大学で学んだ知識を生かしつつ、資格取得に向けた勉強も進め、自身のスキルアップを図り、秋田市の発展に貢献したいです。○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?地域包括ケアシステムに関する研究をしました。都道府県毎で病院数や高齢者数などの地域バランスは異なります。国はその地域バランスに沿った地域包括ケアシステムを構築しなければいけません。私の研究では、地域バランスが似ている地域を統計的に適正な数にまとめるなど、より地域に寄り添った地域包括ケアシステムを構築するための分析を行いました。○大学生活で一番印象に残っていることは?友人と旅行に行ったことです。大学生活4年間でたくさん思い出はありますが、4年間一緒に過ごした友人達と卒業旅行に行ったことが一番の思い出です。○県立大の良いところは?就職活動に関して手厚く指導してもらえる点です。自分自身のやる気があればですが、大学内にある「キャリア情報センター」の方々が就活生一人一人に丁寧に指導してくれます。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。経営システム工学科では、数理的に分析し経営に活かすことを多く学んだので、その知識を就職先の企業で活かしたいと考えています。齋藤 真慶さん (サイトウ マサヨシ)秋田県/大館鳳鳴高等学校長谷部 まりなさん (ハセベ マリナ)山形県/長井高等学校建築環境システム学科経営システム工学科就職内定先就職内定先04

元のページ  ../index.html#5

このブックを見る