秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.26
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アルフレッサ ファインケミカル株式会社全国農業協同組合連合会秋田県本部卒修業了生生イビンュター秋田県内で唯一、医薬品原薬を製造している企業です。私は地元、秋田県の企業で品質管理職として働きたいと考えていました。様々な製品や効果を生み出せる原薬の大きな可能性に魅力を感じ、高品質な医薬品をつくるために必要不可欠な原薬製造に携わりたいと思い、この企業を志望しました。JAグループの経済事業を担い、農畜産物の集荷から販売までを行う販売事業と、農業生産に必要な物資を組合員に供給する購買事業を行っています。大学で学んだことを活かし、地元秋田に貢献したいという思いから志望しました。○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「イネの鉄過剰耐性に関わる新規遺伝子の機能解明」をテーマに研究に取り組みました。様々な変異株を栽培し元素分析などを行いました。鉄過剰耐性に有効と考えられる遺伝子が発見されたので、今後さらに研究が進めば鉄過剰に強いイネが作出できる可能性があります。○大学生活で一番印象に残っていることは?一番印象に残っていることは卒業研究です。遺伝子の機能解明という自分にとっては難しいテーマではありましたが、周囲のサポートもあり、無事に実験を終えることができました。自分で考える力やまとめる力を得ることができました。この貴重な経験を社会で活かしていきたいです。○県立大の良いところは?学生と教員の距離が近いところです。講義などで分からないところがあった時も丁寧に教えてもらうことができるし、実験も細かく指導してくれるので、とても良い環境で学べました。温かい人が多いので、楽しい大学生活を送ることができました。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。今後は、農業に関わる仕事をしていくので、秋田県の農業の発展に貢献していきたいです。社会に出るという不安もありますが、一つ一つのことに責任を持っていきたいです。今まで多くの方にお世話になったので、恩返しできるよう頑張ります。髙橋 茉佑さん (タカハシ マユ)秋田県/横手城南高等学校佐藤 佑南さん (サトウ ユナ)秋田県/能代松陽高等学校応用生物科学科生物生産科学科就職内定先就職内定先特集○卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「バチルス分離菌株が産生する抗カビ物質」をテーマに研究を行いました。所属研究室では、樹皮片から糸状菌(カビ)とそれに拮抗する細菌(バチルス)を見出しましたが、バチルス分離株の産生する抗カビ物質についてまだ解明できていません。そこで、抗カビ物質の同定を目指し、精製やゲノム解析に取り組みました。○大学生活で一番印象に残っていることは?中国での学生研究交流会に参加したことです。世界各国の学生の研究に触れて良い刺激を受けましたし、上手くコミュニケーションが取れた時は嬉しかったです。学部生のうちにこのような経験ができてとても恵まれた環境にいると感じました。○県立大の良いところは?全体的に手厚いサポート体制が整っており、充実した学生生活を送ることができました。まずは、少人数制なので先生に質問や相談がしやすい環境です。就職支援体制も整っており、進路相談や履歴書添削など親身なサポートが受けられました。また、学生寮もあり初めての一人暮らしも安心でした。○卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。社会人1年目は分からないことだらけだと思います。常に学ぶ姿勢を忘れずに、自分のスキルを高めていきたいです。そして、品質管理職として責任感を持って業務に取り組み、安心安全な医薬品原薬の提供に貢献したいです。05

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