公立大学法人 秋田県立大学 2019
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 農業を核とした地域および地域産業の活性化に関する理論や技術を修得し、実社会の要請に対応できる農業振興や生物関連産業などに携わる人材の養成に貢献します。 水田およびその流域を対象とする、自然科学と社会科学を融合した新しい視点の総合的「フィールド科学」に立脚した理論・技術を開発し、その実用化および社会への普及を目指します。生物資源科学部の教育研究で「フィールド科学」のセンターを目指す● センター管理棟 ● 大区画農場 ● 研究用小区画水田  ● コンピュータ制御園芸温室● 牛舎 ● 作業舎 ● 機械格納庫 ● 整備舎 ● 穀物乾燥調整設備 ● 保冷庫 ● 圃場164ha(水田25ha、畑45ha、牧草地79ha、果樹園6ha ほか)施設概要 学生教育においては、学部生を対象とする「生物資源科学と農業生産」、「農業基礎演習」、大学院生を対象とする「フィールド農学序説」を担当し、アグリビジネス学科の講義や実験・実習なども分担しています。教  育【研究事例】● 秋田県における田畑輪換推進のための技術研究● 湛水および乾田直播栽培の実証研究● キイチゴ属植物の園芸利用と産地化に向けた研究● 放牧短角牛の管理技術と肉質改善に関する研究    など 農業生産現場に立脚した農業・農学の基礎と応用に関する研究を担い、新たな水田農業の確立を目指して、田畑輪換や耕畜連携、複合経営などの技術体系と営農方式の確立に関する研究を推進します。研  究 農業・農村の振興に関する理論や技術の実証的評価に関する成果を地域に公表するとともに、生産物の高付加価値化につながる新品種導入とその特性に関する知見等を研修会や地域との共同研究などを通じて地域へ還元します。 また、広大な圃場や動植物、環境保全型農業、フィールド教育効果の実態等を消費者や関係者に開示し、農業・農村の良き理解者を増やすための活動を行います。地域貢献●センター長:西村 洋生物資源科学部附属 フィールド教育研究センター8

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