秋田県立大学 大学案内 2020
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DEPARTMENT OF MECHANICAL ENGINEERING機械工学科地球資源・エネルギーの有効利用による、人と環境に優しい高度機械システム大学院・システム科学技術研究科 機械知能システム学専攻[1年]平成30年度 機械知能システム学科卒業※佐々木 諒 さん SASAKI Makoto 秋田県/湯沢高校出身※学科再編後の機械工学科に該当する研究室に所属した学生ですMY NEXT VISION小さいころから乗り物が好きで、現在鉄道車両の振動の研究をしています 父が車好きなこともあり、小さい頃から新幹線や飛行機などの乗り物が好きで、将来は自動車の設計や研究といったものづくりに深く携われる仕事に就きたいと思っていました。そこで、先生との距離が近い少人数教育や1年生の内から専門科目を学ぶことができる秋田県立大学が魅力的に思い、この大学を選びました。「設計製図 Ⅰ」の授業では、設計する際に基礎となる機械製図の基本を学びました。ドラフターを使い手書きで図面を描くことは大変ではありますが、作図するルールや必要な知識を習得でき、機械設計と機械図面の関係性を理解することができました。現在は、鉄道車両を1/10スケールで模擬した角筒状構造体の弾性振動に対する端部拘束と質量分布の影響が、どのように構造体の振動に影響するか研究しています。今後は、鉄道車両の設計に携われるエンジニアを目指しており、また、自分が行ってきた振動の研究を生かした新しい車両を開発することが将来の目標です。地球資源・エネルギーの有効活用による、人と環境に優しい高度機械システムに関する教育と研究を行います。教育では、機械工学の基礎をなす材料力学、熱力学、流体力学、機械力学を重視し、ものづくりに必要な知識と技術を修得するための授業を行います。また、プロジェクト型授業などを導入し、“機械屋”としてのセンス・実践力を養います。エネルギーシステム、輸送機械、生産システムを対象に社会での機械と人間の役割・責任分担を理解し、システム思考によって個々の専門分野の有機的結合を行います。そして、問題発見・解決型実践的学習を通して、地域の社会基盤を支える実践的技術者を育成します。PICKUP授業機械工学特別講義毎週各分野で活躍されている専門家の方々から最先端の話題を直接聴くことができ、研究者やエンジニアとして研究開発に取り組む姿勢や考え方を学ぶことができます。機械工学を学ぶ学生として、卒業研究や就職後のキャリアプランに役立ちます。カリキュラムの特長■ 4つの力学、製図・実習をはじめとした専門基礎科目の重視■ 実社会で用いられている機械システムを学ぶことによるシステム思考の涵養■ 少人数教育、グループディスカッションによるコミュニケーション能力の涵養■ プロジェクト型授業を通じた実践力と問題発見・解決能力の涵養26

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