秋田県立大学 大学案内 2020
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DEPARTMENT OF INTELLIGENT MECHATRONICS知能メカトロニクス学科機械工学と電子工学の融合による応用制御システム大学院・システム科学技術研究科 電子情報システム学専攻[1年]平成30年度 電子情報システム学科卒業※金子 駿也 さん KANEKO Shunya 秋田県/能代工業高校出身雪下ろしのタイムトライアルの様子MY NEXT VISION1・2年のうちから専門的な学習ができ、卒業研究にもつながりました 私が秋田県立大学を選んだ理由は、学生自主研究制度で、1・2年生のうちから先生や先輩のサポートを受けて研究できることや、先生と生徒の距離が近いため、質の高い教育を受けることが可能であることでした。クサビ型カリキュラムにより、1年生の頃から専門科目を受講することができ、入学した時からどの分野に進めるか考えられることも魅力だと思います。現在私は太陽光発電に使用する太陽電池材料の研究をしています。もともと半導体の分野に興味があり、「電子デバイス講座Ⅰ」の講義で環境発電材料に使われる半導体の基礎が学べたことも、今の研究に役立っていると感じます。研究している材料は秋田県でも産出されていた黄鉄鉱という材料で、地域活性化にもつながると考えています。将来は環境発電の開発、または運営に関わる仕事がしたいと考えていて、環境発電に関する専門知識や、英語など勉強しているところです。産業を支える技術者の実践的教育や制御を基幹技術とする機械・電子・通信などの分野を融合した応用システムに関する教育と研究を行います。機械工学と電気電子工学及び制御工学を中心とした専門科目や、システム思考に基づいてこれらの技術を組み合わせたメカトロニクスに関する科目について、プロジェクト型実習を中心として少人数教育を実施し、産業分野で応用できる問題発見・解決力を備えた人材を育てることを目標にしています。さらに、メカトロニクスに関する技術を体系的に修得できる学習を履修モデルとして提示し、国際化に対応できるコミュニケーション能力を育成します。PICKUP授業知能メカトロニクス通論 Ⅰ「雪下ろしロボット」をテーマとし、1年生で数人ずつチームを組んでロボット製作に取り組みました。講義の最後には雪下ろしのタイムトライアルを行いました。ロボットの動きや除雪の流れはチームによって全く異なり、自分たち独自の解決方法を考えることが出来ました。カリキュラムの特長■ 人間・機械・環境を融合し、他分野も見据えたシステム思考の習得■ プロジェクト型実習を中心とした少人数教育による実践的技術者の育成■ 最新の研究機器を活用した学生実験や、理解を深めるための演習の実施■ プレゼンテーション・コミュニケーション能力訓練の機会を多数設定※学科再編後の知能メカトロニクス学科に該当する研究室に所属した学生です30

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