秋田県立大学 大学案内 2020
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DEPARTMENT OF INFORMATION AND COMPUTER SCIENCE情報工学科多種多様で膨大な情報を活用して、知的な人間支援を実現大学院・システム科学技術研究科 電子情報システム学専攻[1年]平成30年度 電子情報システム学科卒業※赤堀 立樹 さん AKAHORI Tatsuki 静岡県/掛川西高校出身MY NEXT VISION何が原因でどうすれば解決できるのか、論理的に考える力がつきました 大学を選ぶ際、当時の担任の先生から秋田県立大学は先生方の面倒見がよく、就職率がいいことを聞き、この大学を志望しました。また、それ以外にも、研究設備が充実していて、研究に専念できる環境であることも進学先を決定する上で決め手となりました。情報工学科の魅力は、今後の社会において重要となる画像処理やAIについて深く学ぶことができ、また研究や就職後の場面において重要となるシステム思考を養うことができることです。なにか問題が起きたときに、何が原因でどうすれば解決できるのかを論理的に考える力をつけることができます。講義で役に立つと感じたのは科学英語です。英語だけで聞き、考え、伝えることを要求されるため、高校までの授業とは異なる英語の力を身に付けることができました。私は人間とロボットが会話をする会話ロボットの研究をしています。将来的には人間の日常生活において、人間を支え、家族の一員として認識されるような人間味のあるロボットの開発を目指しています。現在、私たちの身の回りにあるスマートフォン、家電製品、自動車などには多くのコンピュータや情報機器が組み込まれ、高度な情報技術が活用されています。本学科では、情報工学を基盤とし、現実世界の多種多様で大量な情報を活用して、人を援ける賢い情報システムを創出できることを目的とした教育と研究を行います。標準的な情報工学を基礎に、メディア情報処理、知能情報処理、情報ネットワークシステムに重点を置いたカリキュラムを組んでいます。また、農業・生活支援・健康・交通・エネルギー等の分野において、社会の幅広いニーズを満たす情報システムを設計・開発・運用できる実践的な人材の育成に力を入れます。PICKUP授業システム科学演習学生数人でグループを作り、システムの提案を行いました。既存のシステムにはどういったシステムがあり、今後どういったシステムがあればより便利になるのかをグループで考えることができました。内容を変えながら今も講義を行っていて、2019年は、「レポート提出システムの改善」というテーマにグループごと様々な改善提案を考えました。カリキュラムの特長■ 日常の生活と生産の場に欠かせない情報技術の基礎と応用をバランス良く学修■ 知的な人間支援を実現するために必要となる、メディア情報処理、知能情報処理、情報ネットワークシステムに関する専門知識・技術を重点的に修得■ 社会の幅広いニーズを満たす情報システムを設計・開発・運用できる能力の修得■ プロジェクト型実習を通した、様々な産業分野で活躍できる情報技術者が備えるべき実践力の醸成※学科再編後の情報工学科に該当する研究室に所属した学生です34

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