秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.28
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応用生物科学科生物環境科学科特集食べることが大好き!!食を通して人々を豊かにしたい!!究プロジェクトでの経験からモノづくりに携わりたい!!という想いが強く、食品メーカーを中心に就職活動をしていました。原料から商品までの一貫した品質保証や働く環境、総合職として様々な知識を学びつつキャリアアップできる点に魅力を感じ、アヲハタを志望しました。人々の生活環境の保全に携われる仕事に就き、大学での学びを活かし、環境の保全に貢献したいと考えました。県内で最も規模が大きい分析系会社であり、幅広い業務を行っているところが最大の魅力です。インターンシップでお世話になった際、とても優しく様々なことを教えて下さり、楽しく業務を体験することができました。思いやりのある素敵な方々と一緒に働きたいと強く想い志望しました。Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「難消化性澱粉分解活性を有する酵素の探索」をテーマに研究を行いました。生物生産科学科の藤田直子先生が開発した高アミロース米A6BC2は強い難消化性を示します。これを原料米とした麹には、この澱粉を消化する力があることを見出しました。そこで、この消化に関与する酵素を特定することやその有用性を検討することに取り組みました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?たくさんあります!!2年生ではタイへ短期留学、3年生では「お料理同好会」代表として松風祭で鍋を振る舞い、4年生では日本酒醸造「究プロジェクト」代表として、販売イベントや酒蔵作業に参加しました。更に、アルバイトをしたり、いぶりがっこ作り体験に行ったり、山登りやスノーボードに行ったりと、とにかく一番が選べないくらい大学生活が充実し全てに全力で取り組みました。Q3 県立大の良いところは?たくさん挑戦できる環境であることです!本学では自主研究制度や研修プログラムが豊富で、手を伸ばせば様々な経験や色んな人たちに出会えます。さらに少人数制のおかげで、先生や職員の方々にとても親身にサポートしていただいたので、実力も確実につけることができました。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。卒業後は今のフットワークの軽さと挑戦する心を持ち続け、常にスキルアップしていきたいです。将来の夢は工場長、旅人、カレー屋さんなど…たくさんあります!どんな道でも、「挨拶」と「ありがとう」「ごめんなさい」を大切にできる人生でありたいと思います。Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「バイオアッセイを用いた渋黒川・玉川の生物影響評価と毒性要因の推定」をテーマに取り組みました。田沢湖には固有種であったクニマスを初め、様々な魚類が生息していました。しかし、玉川の強酸性水が流入したことで急速に水質が悪化し、多くの水生生物が田沢湖から姿を消しました。そこで、現在の田沢湖や田沢湖に流入する河川(渋黒川・玉川)で水生生物が生息できるか明らかにするため、バイオアッセイを用いて水生生物に与える影響を調べました。さらに、毒性要因の推定も行いました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?一番印象に残っていることはサークル活動です。軽音楽サークルのサークル長として、サークルを上手く運営する方法を日々考えました。さらには、ライブの集客率をあげるために、新たにSNSを作成し、告知の仕方を工夫して、少しでも多くの方に見て頂けるように励みました。また、毎年行われる松風祭で、ソロドラムを披露したこともとても良い思い出です。Q3 県立大の良いところは?食糧、エネルギー、環境といった人々がこれから生きていくために解決しなければならない大きな課題を、バイオテクノロジーや先端技術を駆使して、アプローチしているところです。さらには、地域と密着して研究を進めているところが最大の魅力です。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。仕事において、まず多くの経験を積み、業務を一人でもこなせるようになりたいです。さらに、大学では学ばなかった技術や知識を多く身につけ、将来は、学んだ知識や経験を活かして、秋田の環境の保全に貢献したいと強く思っています。角田 大知さん Daichi Kakuta 秋田県/秋田中央高校諏訪 享 Kyo Suwa 秋田県/新屋高校 卒業生・修了生インタビューアヲハタ株式会社株式会社秋田県分析化学センター物科知さんa中央高校科就職内定先就職内定先05

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