公立大学法人 秋田県立大学 大学概要 2021
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より深く濃密な研究を重ね、高度な専門技術を学ぶシステム科学技術研究科● 研究科長:水野 衛 ● 副研究科長:西田 哲也  生物資源科学研究科● 研究科長:蒔田 明史 ● 副研究科長:高田 克彦、中沢 伸重  システム科学技術研究科は、高度な育成研究を行うため、学部の学科構成に対応する4専攻および共同ライフサイクルデザイン工学専攻からなる博士前期課程と、それらを包括的に発展させた総合システム科学専攻の博士後期課程を設けています。システム思考を身につけ、創造力と総合力に秀でた次世代を担う高度エンジニアの育成を目標に掲げ、充実した研究設備を整えるとともに、国内外の学会などでの発表も積極的に支援します。 また、開かれた大学として地域の研究機関・企業などと連携を密にしていることも特色で、本荘由利産学振興財団による学生の研究活動や海外派遣への支援もあります。博士前期課程機械知能システム学専攻入学定員17名電子情報システム学専攻 入学定員17名建築環境システム学専攻 入学定員6名経営システム工学専攻 入学定員5名共同ライフサイクルデザイン工学専攻入学定員5名博士後期課程総合システム科学専攻入学定員8名博士前期課程生物資源科学専攻入学定員28名博士後期課程生物資源科学専攻入学定員5名 物質文明の成果の下、私たちは豊かな生活を享受しているかに見えますが、食料、エネルギー、環境の面で重大な問題を抱え込んでいます。これらの問題解決なしには人類の未来はありません。解決の鍵は再生可能な生物資源と人類の共存関係の樹立にあると考えます。その原理を解明し、ふさわしい技術を確立することが私たちの課題です。 本研究科では、今までの農業システムを再吟味し、新しい生物機能の発見と応用を通じて、これらの課題に取り組む専門的技術者を育成します。大学院 高等教育機関として教育面・人材養成面で地域社会からの期待が大きい高度専門職業人の養成を重視するとともに、後期課程については、より高度で専門的な業務に従事できる高度技術研究者の養成に重点を置いた教育研究指導を進めます。高度専門職業人の養成を重視 論文指導、実験指導における少人数教育体制が確立しており、教員と「Face to Face」で研究を進めることができます。少人数教育 全国的な学部卒業者や社会人の大学院入学希望者の増加、さらには産学官連携による科学技術基盤の形成が課題となっている秋田県における潜在的なニーズに積極的に対応しています。社会人再教育の重視12

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