公立大学法人 秋田県立大学 大学概要 2021
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本学は、現代社会が直面する諸問題を解決することを目指して、下記の能力を身につけ、卒業に必要な単位を修得した学生に学位を授与する。【知識・理解・技術】1 各専門分野の知識・技術を習得し、活用する力を身につけている【教養・基礎的能力】2 幅広い教養と、外国語能力、情報活用能力、コミュニケーション能力などの基礎的能力を身につけている【態度・志向性】3 多様な価値観を有する人々と倫理観・責任感をもって協働することができる4 時代の変化に主体的に対応するため継続的に学び、自律的に行動することができる【問題発見・解決能力】5 専門の知識・技術及び基礎的能力を統合し活用して、問題を発見し解決する能力を身につけている【グローカル・創造的思考力】6 地域的・国際的視点をあわせもち、また、新たな価値を創造する力を身につけている本学では、目的とする人材養成のため、教育課程編成・実施の方針を次のとおりとする。 真理探究の精神と、未来を切り拓く幅広い視野・柔軟な発想や豊かな創造力を兼ね備えた、21世紀を担う次代の人材を育成すること。 先端的な科学の研究及び技術の開発を行うことにより、地域産業の高度化を通じた本県の産業振興に寄与するとともに、県民に対して生涯にわたる高度な教育機会を提供することにより、本県の持続的発展に大きく貢献すること。【順次性・体系性を重視したクサビ型カリキュラム】 専門の知識・技術及びそれらを活用する力と、グローカルな視点、幅広い教養と基礎的能力を育成するために、教養科目と専門教育科目の体系的な教育課程を編成する。その際、1年次から専門教育科目を配置するとともに、3・4年次においても教養科目が履修できるクサビ型カリキュラムを採用する。【多様な教育方法による資質・能力の育成】 実践的な知識・技術、問題を発見し解決する力と創造力を育成するため、演習・実験・実習を重視した教育課程を編成するとともに、卒業研究を実施する。また、社会で必要となる協調性・責任感や生涯学習能力を育成するため、少人数による能動的な学修及び多様な教育方法を組み合わせた授業を行う。【単位制度の実質化と厳格な学修成果の評価】 登録単位数の上限設定を通して十分な学修時間を確保するとともに、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に対応した到達目標と、厳格な評価基準に基づいた成績評価を行う。本学では、次のような資質を持つ学生を受け入れる。1 明確な目的とその実現のための意欲と学力を有すること2 旺盛な知的好奇心を持っていること3 必要なコミュニケーション能力があること卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)21世紀を担う次代の人材育成開かれた大学として、秋田県の持続的発展に貢献教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)県の重要課題解決に向けた大学としての取組第1の柱県内出身学生の確保第2の柱卒業生の県内定着の促進第3の柱県内産業の振興に向けた支援●自ら問題を発見し解決する方法論を身に付けた人材を育成し、地域に貢献できる人材を地域に輩出●本県の地域特性や課題に対応した研究を重点的に推進。併せて、県内産業における技術開発等を強力に支援●第三期中期目標における県からの要請に応えるため、3つの柱を中心に据えて目標の達成を目指す●人口減少を始めとする県の重要課題の解決に向け、県立の大学としての取組を展開する第三期中期計画の概要(大学策定)第三期中期目標の基本方針(県策定)1 日本有数の規模を誇る大潟キャンパスの圃場を活用し、農工連携に関する研究・技術研修・技術導入支援等を実施するための拠点センターを設置2 システム科学技術研究科を改組し、産業構造の変化に対応できる人材を育成、同研究科に航空機や木造建築の関連コースを設置3 学生の起業力育成に向けた教育プログラム「起業力(アントレプレナーシップ)養成塾(仮称)」を創設4 本県の風力発電産業を支える人材や農業の6次産業化を担う人材など、地域社会を担う人材を養成するための社会人教育を実施5 県外に就職した卒業生のAターン就職を支援する相談窓口の設置、同窓会を活用した求人情報の発信やAターン就職希望者と県内求人企業とのマッチングなどの実施基本理念・三つのポリシー基本理念三つのポリシー中期目標・中期計画 [第三期:平成30年度から6年間]4

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