秋田県立大学 研究情報誌 Roots Vol.02
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7就職しています。地元の会社の事務職に就いたのですが、働いてみてすぐに「やっぱり私は大学に行って勉強がしたい」と強く思いました。もう一度大学受験をすることを決めて、見つけたのがこの秋田県立大学。決め手はパンフレットに載っていたフィールドワークの様子でした。生き物や自然が大好きな私には、魅力的すぎる場所。「絶対にこの大学に行こう」と、志新たに猛勉強して、今があります。 そんな経緯があったからこそ、入学した時から私の憧れは星崎研究室。その想いが叶った今に、毎日感謝しています。もちろん、この7年間でキャンパスライフも満喫しました!ずっと吹奏楽をやっていたので、大学ではアンサンブルサークルに入りました。ただやっぱり日々実感していたのは、「勉強できる環境があるって、幸せだな」ということ。だから研究や課題が大変でも、それすら楽しめたんだと思います。 志望大学の決め手になったフィールドワークは、もちろん今でも私の一番の楽しみ。カヌマ沢には毎月行っているのにいつも違う表情を見せてくれるのが面白く、どんなに疲れても、またすぐに行きたいとうずうずしてしまいます。コロナウイルスが流行する前は、カヌマ沢に行く時は温泉付きの宿をとって、フィールドワークで疲れた身体を温泉で癒す瞬間が本当に至福の時でした。早くまた、以前のように温泉に泊まれる日が来ればいいなぁと密かに楽しみにしています(笑)。 先程もお話しした通り、私たちの研究は30年近く続くリレーの真っ最中です。森林の寿命は何百年、何千年とあり、この研究もまだまだ解明されていないことがたくさんあります。「生き物が好き、自然が好き、フィールドワークを楽しみたい!」 そんな高校生はぜひ、秋田県立大学の星崎研究室へ! 生物が得意で、情熱さえあれば、あなたも森を守るリレーの一員になれます。生き物と自然を愛するみんな、一緒にバトンを後世に繋いでいきませんか。偶然のようで必然、森の神秘をデータで読み解く

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