秋田県立大学 大学案内 2022
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おにぎり成形機の開発ストーカー撃退グッズを作ろう!~MESHを用いた防犯グッズの作成~学生と地域の関わり~由利本荘市における空き家の利活用のあり方~地域の活性化を目指して~既存トレイルを組み合わせたロングトレイルコース開発による秋田の魅力発信~伸縮腕による狭所の清掃ロボの開発学生自主研究レポートシステム科学技術学部 [令和元年度:43件]NO ONIGIRI, NO LIFE!チーム名MESH ならぬ HASHチーム名CKhouseチーム名MSMチーム名高機動汎用ロボット狭所清掃ロボ班チーム名おにぎりの美味しさは「食感」が重要ですが、握り手に大きく左右されます。コンビニおにぎりなど、機械によって握りが均質化されている例もありますが、見た目や持ちやすさ、生産性などの要素も考慮されており、食感だけで判断されていません。そこで、おにぎりの成形に必要な圧縮荷重を機械工学で学ぶ材料試験により調べて握り方の定量化を図り、官能評価と比較することで、誰でも美味しく作れるおにぎり成形機の開発を目指しました。若い女性が夜道を一人で歩く時、不安で怖い経験をした方もいると思います。そこで、ストーカー被害を防ぐ防犯グッズを作成しました。近年急速に開発が進んでいる子供向けのプログラミング教材は子供の持つアイデアを簡単に実現できるように工夫されており、短い研究期間でのグッズ完成にも有効と考え、「MESH」という教材を利用して作成しました。空き家は日本において重要な都市問題です。本荘キャンパスのある由利本荘市内でも空き家・空きビルを目にすることがあり、地域の衰退が顕著になっています。そこで、由利本荘市と同様の課題を抱えており大学の建築系学科のキャンパスを有する山形市、柏崎市を加えた3地域を調査比較し、将来の空き家利活用の実現手段を考察しました。過疎地域を活性化させ秋田県の発展に繋げたいと考え、秋田の自然が豊富であることに着目しました。他県の自然観光資源の活用状況を調査したところ、トレイル(森林や原野、里山などにある歩くための道)が利用されていると知り、秋田県内のトレイルを調査して、モデルコースの作成やfacebookでの発信を目指して活動を行いました。家電などに興味を持っていたため、日常生活で使っていたロボットを自分で作ってみたいと思いました。人間の手を伸ばす動作と似た動きができる“伸縮機構”を利用し、一般的な掃除ロボットでは掃除することができない狭い隙間を掃除できるロボットを目指しました。既製品の円盤型自動掃除機と、独自の伸縮腕機構を組み合わせたロボットを設計し、試作ロボットの製作まで行いました。システム科学技術学部 機械工学科 2年 渡邉 貴博(茨城県/竜ケ崎第一高校)2年 薮﨑 大輝(茨城県/佐原白楊高校)2年 船木 駿(新潟県/高田高校)システム科学技術学部経営システム工学科 2年 木村 舞(秋田県/湯沢高校)2年 刈屋 未夢(岩手県/盛岡北高校)2年 半田 咲輝花(秋田県/聖霊女子短期大学付属高校)システム科学技術学部建築環境システム学科 3年 髙橋 樹凜(山形県/酒田東高校)3年 工藤 千紘(岩手県/花巻北高校)システム科学技術学部情報工学科 2年 曽我 咲瑛(福島県/須賀川桐陽高校)2年 阿部 ななみ(山形県/酒田東高校)システム科学技術学部 知能メカトロニクス学科 2年 樋口 琢己(岩手県/盛岡中央高校)2年 長谷川 快(秋田県/西目高校)2年 髙山 奎 (秋田県/男鹿工業高校)2年 任田 幸生(富山県/福岡高校)24

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