秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.30
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34仕事を通して地元の発展と環境保全に貢献したいと考えていたからです。もともと自然に興味があり、将来は環境問題の解決に繋がる仕事がしたいという夢がありました。入社後はさらに多くの知識と経験を積み、より良い環境を作る技術者として活躍できればと思っています。何と言っても先生方との距離の近さです。少人数制で相談や質問がしやすい環境です。また、実験機器が豊富なことも魅力です。本格的な研究がしたい!と考えている人には最高の環境です。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。間もなく社会人になるという実感がなく不安も多いですが、1年目はとにかく多くのことを経験し学んでいけたらと考えています。また、仕事以外の時間も充実させ、資格取得など様々なことに挑戦していきたいです。農業機械メーカーで、全国の農業者の皆様とメーカーの橋渡し役を担います。大学で得た農業に関する知識と経験、アルバイトや日頃の交友関係で得たスキルを活かして、国内の農業者の方へ「夢ある農業」を実現するお手伝いをしていきます。全国の産地を知り、そこでの人との出会いを大切にしながら日々成長していきたいです! 農業者の支援ができる仕事をしたいと考えていたためです。農業機械が生産現場に与える影響は大きいと思い、必要な製品をやりがいをもって提供することができそうだと感じたました。 就 職内定先就 職内定先油田地下に残された原油を新たな資源に転換する技術として、原油汚染された土壌を使った微生物燃料電池システムの構築に取り組みました。微生物燃料電池とは微生物の働きを利用して電気エネルギーを回収する仕組みで、電気の回収と同時に地球温暖化への影響が高いメタンガスの抑制、原油汚染の除去という一石三鳥のシステムが構築できないか検討しました。地球環境は微生物の活動に大きく支えられていますが、その機能や生態についてはほとんどが解明されていません。つまり、微生物は可能性の宝庫であるということ!ロマンが詰まっているんです!!Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?一人暮らしをしたことです。2年生になる際に寮からアパートに移りましたが、ちょうどその頃にコロナが流行り出して…。今まで会えていた友人とも気軽に会えず、学校にも行けず、一人で過ごす日々は辛かったです。ですが、その期間があったからこそ、自分自身を見つめ直すことや友人のありがたさに気づくことができました。学生自主研究活動です。1年次は、畜産の分野で県内の食料残渣を用いたエコフ ィードの検討をしました。入学後すぐにグループが決まり、何もわからない状態でのスタートだったこともあり、担当していただいた渡邊先生には非常に多くのサポートをしていただいたことを覚えています。また、2年次には果樹分野でニホンナシの病気について研究しました。専門性が高い内容だったので、実験前に北本先生やグループの 2 人と勉強をしながら進めていきました。分野の異なる研究に取り組むことで得られた知識と経験を、農業経営等を専攻する今の研究室や、就職活動にも役立てることができました。Q3 県立大の良いところは?敷地が広く、清潔なので落ち着いて生活できるところです。特にカフェテリアや図書館では友人と一緒に賑やかに過ごすも良し、一人で黙々と作業をするのも良しで伸び伸びできました。試験前などはよく友人とテスト範囲の確認や、順調に進まない試験勉強の慰め合いをしたものです(笑)。06株式会社復建技術コンサルタント井関農機株式会社Q1 卒業論文は、どのような テーマに取り組みましたか?Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか? 農福連携の地域展開─秋田県大潟村を事例に─というテーマで研究しました。農福連携は農業の人手不足等の課題と、福祉の就労先の確保等の面でメリットの大きい活動です。しかしながら、まだまだ浸透しているとは言えない状況であると感じ地域で持続的な農福連携が展開されるにはどのような条件が必要であるのかを考察しました。 Q2 大学生活で一番印象に残っていることは? 生物環境科学科吉田 菜々穂さんNanaho Yoshida宮城県/尚絅学院高校Q3 県立大の良いところは?白鳥 竣也さんShunya Shiratori 秋田県/秋田中央高校Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。 アグリビジネス学科

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