秋田県立大学 大学案内 2023
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建築環境システム学科59建築環境システム学科紹介ムービー「建築学」は、多方面の知識・経験・感性などを総動員して「あらゆる分野を統合する工学芸術」である点が際立った特長となっています。ひとつの住宅設計でも、統合すべき対象は、地域・都市としての空間・環境、あるいは地球環境のスケールまで及ぶ場合もあります。優れた建築空間を実現するためには、建築をシステムとして捉え、幅広い視点で総合的に学び、研究しなければなりません。本学科では、木質構造など、地域特性に富んだカリキュラムや、即戦力が求められる社会のニーズに応えるための3次元CAD・BIM教育などに加え、新しい時代に対応した総合的な建築教育と研究開発に取り組んでいます。●最高水準の実験装置を用いた地震などの災害に強い建築構造の研究●耐震補強工法の開発と、公共施設などの耐震化促進活動への参画●寺社建築などの歴史的建築物の耐震性に関する調査研究●寒冷地での快適な建築空間実現のための断熱構法などの設計手法研究●地中熱のような自然エネルギー利用や暖冷房関連省エネ技術の開発●結露やカビの発生による健康被害やシックハウス問題に関する研究●秋田スギをはじめとする地場産材料を有効活用する新しい構法の研究●繊維補強などを用いた粘り強くひび割れの少ないコンクリートの開発●建築部材の劣化度評価及び補修・補強技術の開発●スマートシティや街並みなどの都市計画の研究およびまちづくりの支援●医療福祉、環境心理、伝統建築、リノベーションなどの建築計画研究●災害危機に対応した行政運営や地域計画のための情報システム開発建築環境システム学科 学科長長谷川 兼一 教授住宅から都市環境まで「人間生活の場」の総合デザインを追求建築構造学研究グループ環境計画学研究グループ構造学講座環境学講座建築材料学研究グループ都市・建築計画学研究グループ材料学講座計画学講座研究グループ

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