秋田県立大学広報誌 イスナ VOL.31
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45地元である秋田県で働きたいという思いが強く、秋田県内における建築物の管理や公営住宅の管理など、幅広く建築に携わることができることに魅力を感じたことから志望しました。「お客様に最適なシステムを提案できるSE」というところを軸として就職活動を行いました。その中でもシステム構築から運用保守まで一貫管理しているという点と幅広い業界にシステムを提供しているという点に魅力を感じ志望しました。地元で働けるという点と大学で学んだ内容を活かした仕事がしたかったためです。また、インターンシップやOB面談で社内の雰囲気が良かったため志望しました。就 職内定先就 職内定先就 職内定先04サークル活動(木匠塾)の一環で行ったベンチ作りです。これは由利本荘市からの依頼を受けて取り組んだものであり、羽後本荘駅に設置するベンチの設計・作製を行いました。自分でデザインしたものを形にし、実際に設置していただいたということにとても喜びを感じました。Q3 県立大の良いところは?先生と学生の距離が近く、わからないことがあればすぐに聞きやすい環境であるところだと思います。学習面だけでなく、学生生活全体をサポートいただくことができるため、安心して過ごすことができます。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。技術職員(建築)として秋田県の現状を理解し、県が抱える課題に向き合っていきたいと思います。急速な人口減少が進行する秋田県ですが、持続可能な社会の構築に貢献できるように頑張っていきます。講義の疑問点を解決できる環境が整っているところです。県立大には講義で分からないところを先輩が教えてくれる駆け込み寺という制度があります。私自身が商業科卒ということもあり、数学の知識が不足していましたが駆け込み寺で先輩方に丁寧に分かりやすく教えてもらいました。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。卒業後もスキルアップのために積極的に勉強、資格取得を続けていきたいです。昇に影響を与えていると考えられているパラサイトシングルに焦点を当て、都道府県の統計データ・数学的分析手法を用いてパラサイトシングルに影響を与える要因を明らかにし人口減少の課題解決の糸口を発見することを目的として研究に取り組みました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?大学3年次に受講した「起業入門」という講義です。この講義では模擬的に企業を立ち上げ、事業内容の立案から決算まで一通り行いました。私たちのグループでは秋田犬のデザインが入ったトートバックを作成し販売しました。事業を行なっていく中で想定していた需要やターゲット層からの売り上げはあまり期待できないと判断し、途中でターゲット層、戦略を変更し試行錯誤しながら取り組んだ結果本講義の中で最も大きな利益を出すことができました。「経営」を実践的に学び、貴重な体験をすることができました。Q3 県立大の良いところは?学生が様々なことに挑戦できる環境が整っているというところです。大学1年次から研究を行うことができる「学生自主研究」や「学生チャレンジ」、「海外短期語学研修」、「異文化交流」などといった制度やイベントがあります。私の場合は「異文化交流」のイベントに多く参加し、コロナ渦で海外に行けなかった頃でも異文化交流を行うことができました。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。いち早く多くの方々から信頼される社会人になれるように努めたいです。大きな目標としては地方の社会問題を解決できるようなシステムの構築に携わることです。秋田県庁(建築職)NECネッツエスアイ株式会社リコーITソリューションズ株式会社Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?杉板本実型枠コンクリートのもつ木目模様の凍害による劣化を抑えるために、フライアッシュを用いて劣化の抑制を図りました。杉板本実型枠コンクリートは木材のような木目模様をもつ美しいコンクリートで、近年注目を集めているものになりますが、耐久性や劣化現象などの研究が進んでいない現状です。特に、顕著な表面劣化が発生するとされる凍害に着目して研究を行いました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?Q3 県立大の良いところは?建築環境システム学科藤原 竜馬さんRyoma Fujiwara 秋田県/湯沢翔北高等学校経営システム工学科笠原 拓真さんTakuma Kasahara 栃木県/足利高等学校Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?秋田県が長年抱えている人口減少の課題に対し、中でも未婚率の上

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