12Faculty of Bioresource Sciences祖父母が麹屋を経営していたことから、発酵に興味を持ち、大学で醸造学を学んだことにより日本酒製造に魅力を感じるようになりました。インターンシップを通して幅広い年代の方々が生き生きと日本酒製造に取り組んでいらっしゃる姿を見て、この環境で一から基礎を学び、技術を習得したいと強く思ったので志望いたしました。就 職内定先就 職内定先05人生で初めてアルバイトをして自分でお金を稼いだことです。そのお金で車を買ったり、友人と旅行に行ったり、たくさんの今しかできない経験ができました。また、学内では接することが少ない年齢層の方々と関わることで、新たな価値観を持ったり、言葉遣いやマナーを学んだり、様々な社会経験が得られました。Q3 県立大の良いところは?学習、就職に関するサポートが手厚いところです。先生方がとても気さくで親しみやすく、講義で分からなかったところも分かるまで教えて頂きました。また、就職関係ではキャリアセンターの方々は面接練習、書類の添削、企業選びまでたくさんのことを支えて下さりました。楽しく頼りになる先生や職員の方々のおかげで充実した大学生活を過ごすことができました。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。初めのうちだからこそ失敗を恐れずに、任されたことをやり遂げることが目標です。社会人生活1年目のドキドキは一度しか経験できないことなので大いに楽しんで、前向きに取り組んでいきたいと思います!収して美味しいお酒を作りたいです!!軽音サークル「たこばん」での活動です。初心者でしたが、音楽がやりたい!と思いサークルに入り、ドラムとキーボードを担当しました。バンドを組む中で学年を超えた繋がりができました。練習以外でも優しい先輩や可愛い後輩たちと集まって飲み会をしたりフェスに行ったり釣りをするなど充実した時間を過ごすことが出来ました。Q3 県立大の良いところは?手厚いサポートを受けられるところです。講義で分からないことがある時はもちろん、履歴書添削や就活で困った時にはキャリアセンターですぐに相談させていただきとても心強かったです。さらに、研究室では先生との距離も近く、分からないことをすぐに質問できたりと困ったことを相談しやすい環境が整っています。Q4 卒業後の目標・将来の夢をお聞かせください。刈穂酒造に就職して杜氏を目指します。教わることばかりになると思いますが、努力を惜しまずたくさん吸全国農業協同組合連合会(総合職 全国コース)農作物の販売や生産資材の購買など一つの組織で多角的に生産者を支えられると感じたためです。また、利潤の追求ではなく、相互扶助の精神で助け合い、共通の目標を達成するという考え方に魅力を感じました。刈穂酒造株式会社卒業生 インタビューQ1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「時流に合った吟醸用清酒麹菌吟味の改変」のテーマで研究に取り組みました。「吟味(ぎんあじ)」とは10年以上前に開発された苦味が少なくすっきりした味わいの清酒製造に適した麹菌です。しかし、近年では消費者の嗜好の変化に伴い酸味と甘みのバランスが良い清酒が好まれるようになりました。そこで苦味が少ない特徴を維持しつつ、糖化力が高い麹菌の開発を目的としました。麹菌に突然変異を誘発させて生育してきた変異体を用いて製麹し、最終的にはその麹を利用して日本酒を仕込みました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?応用生物科学科浅野 実鈴さんMisuzu Asano徳島県/城東高等学校Q1 卒業論文は、どのようなテーマに取り組みましたか?「シロイヌナズナ由来セルロースシンターゼ遺伝子は大腸菌内で発現できるか」というテーマで研究に取り組みました。真核生物である植物の細胞壁はセルロースが主成分です。このセルロースを生合成する酵素を、原核生物である大腸菌を使って発現させる条件を検討しました。Q2 大学生活で一番印象に残っていることは?生物生産科学科橋本 純夏さんSumika Hashimoto 秋田県/秋田北高等学校特 集Interview生物資源科学部
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