【研究事例】■秋田版スマート農業モデルの創出に向けた研究 (デジタル田園都市国家構想交付金(地方創生推進タイプSociety5.0■センター研究・管理棟 ■センター管理棟 ■大区画農場 ■研究用小区画水田■コンピュータ制御園芸温室 ■環境制御型パイプハウス ■人工気象室 ■牛舎 ■作業舎 ■機械格納庫 ■整備舎 ■穀物乾燥調整設備 ■保冷庫 ■圃場164ha(水田25ha、畑45ha、果樹園6ha、牧草地ほか88ha)■スマート農機(ロボットトラクター・田植機、自動運転コンバイン、農業用ドローン)■トラクタ、ローダー等の大型機械(20台) ■その他農業機械(約70台) 第3期中期計画に掲げた「次世代農工連携拠点センター(仮称)構想」の検討に基づき、令和3年4月1日、大潟キャンパスに『アグリイノベーション教育研究センター』を設置しました。同センターは、生物資源科学部の附属施設である「フィールド教育研究センター」を改編し、全学的な組織として新たにスタートしました。 秋田県農業が労働力不足・後継者不足などの深刻な課題を抱える中、「スマート農業」の普及を切り口に、農業振興、さらには製造業・情報通信業など関連産業の振興を図りながら、秋田県立大学が持つ農学系・理工学系の知見を総動員して教育・研究を行う拠点として、秋田県の持続的発展に貢献していきます。 総面積190ha、東京ドームの建築面積の約40個分。そのうち圃場面積が164haあり、大学附属農場の中で全国一の広さです。水稲に加え、大豆や小麦などの畑作物、果樹や野菜、花きなどの園芸作物、牧草やトウモロコシなどの飼料作物が栽培されるとともに、肉用牛も飼養されています。センターには、ローカル5G、キャリア5G及び主要施設への無線LANアクセスポイント等の高速通信網も備えており、農業生産の大規模フィールドで、演習や実習、卒業研究、地域に最適化されたスマート農業モデルの開発・実証などが行われます。 学部生・大学院生を対象とした講義・実験・実習等・社会人教育「スマート農業指導士育成プログラム」学内研究・共同研究・受託研究等の実施及び支援新たに設置するコンソーシアムを通じた共同研究等の推進・技術等の普及促進型)、秋田版スマート農業モデル創出事業費補助金)■秋田県における田畑輪換推進のための技術研究■湛水および乾田直播栽培の実証研究■キイチゴ属植物の園芸利用と産地化に向けた研究■放牧短角牛の管理技術と肉質改善に関する研究 など 県内高校生を対象とした体験学習会・出前講座等、一般県民・児童など学校関係者等の見学受け入れ、センター開放デーの開催8Akita Prefectural University 2024■センター長:西村 洋技術展示・地域貢献施設・機器概要教 育研 究アグリイノベーション教育研究センタースマート農業の研究拠点全国一の広さを誇る大規模農場
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