41ビジョン1:〔教育〕「知の器」を広げる ―タフで、優しく、挑戦的にビジョン2:〔研究〕未来の知を創成し、地域の課題解決/国際共創の中で知を鍛えるビジョン3:〔社会連携〕地域の課題解決から世界へ展開するローカルからグローバルへビジョン4:〔運営・経営〕多様性に富む場を形成し、大学を活性化する 世界の転換期にあたり、将来が見通せない状況となっています。転換期においては、国際的視野と、これまでの常識にとらわれない発想と行動が必要となります。本学では、こうした世界の状況にあって、未来の世界の中核として活躍できる学生の育成をめざし、「タフで、優しく、挑戦的に」をモットーにして、学生の知の器を広げる教育を行います。 転換期においては、既存の知識を学ぶだけでは不十分で、知の創造が必要です。新しい知のシーズは、個人の思いや好奇心をとことん追求した中で生まれます。大学の目標である、真理探究の精神をもち、広い視野、柔軟な発想、豊かな創造力のもと、これに挑戦します。一方で、世界が複雑になる中で、未来をつくる知の創出には、さまざまな知恵や技術の連携・融合が必要です。そのため、大学内の農工融合を推進するとともに、大学を超えた研究連携を推進します。知のシーズは社会の中で磨かれて初めて真の知となります。地域の課題解決に向けた先端研究を知のシーズの鍛錬の場として強力に推進します。同時に、国際的な競争、共創の中で知を鍛錬します。 秋田県は課題先進県で、農業の高齢化、人口減少、地球温暖化による環境劣化など、世界共通の課題を抱えています。これらの課題解決に向けて、スマート農業、食の6次産業化、未来型の森林利用、グリーントランスフォーメーションなどの産・農・学・公共創研究を展開します。この課題解決は地域の新産業・新農業創出に貢献するだけでなく、得られた知を世界と共有することにより、未来の世界の創成を先導することができます。 激動する世界の中で、未来を志向する研究・教育の体制は、それに相応しいものに変えていく必要があります。分野融合研究の推進体制の構築、国際化に対応した組織変革、多様性に目を向けた制度改革を行います。改革を、スピード感をもって進めるためには、学長のリーダーシップが必要ですので、リーダーシップが発揮できる体制とそれをチェックする体制を整備します。Akita Prefectural University 2024秋田県立大学ビジョン20332沿革・予算規模・教職員数・秋田県立大学組織図3法人組織図・事務局組織図基本理念・三つのポリシー中期目標・中期計画5本学の特長6システム科学技術学部7生物資源科学部8アグリイノベーション教育研究センター9バイオテクノロジーセンター10総合科学教育研究センター11木材高度加工研究所12大学院の推進③ 農工融合研究の促進④ 新たな知の創成プロジェクトの推進携による地域課題解決への貢献② 学生参加型地域活性化プログラムの推進③ リカレント、リスキリング教育を介した地域の活性化の推進④ 地域への知の発信の強化Contents法人概要1理事長・学長挨拶大学情報地域貢献13地域連携・研究推進センター14地域貢献活動15国際学術交流データベース16在籍者数17進路・進学状況18研究紹介19決算報告/外部資金20特許シーズキャンパス概要21本荘キャンパス秋田キャンパス大潟キャンパス能代キャンパス▶アクション1:[教育]① 自主的に課題を解決する教育の推進② 国際性を鍛える教育の充実③ 農工連携教育の強化④ 教養教育の強化⑤ 起業家育成教育の推進⑥ 大学院教育の強化▶アクション2:[研究]① 知のシーズとなる独創的研究の推進② 産業や農業との共創による知の実践研究▶アクション3:[社会連携]① 自治体・地域企業・地域農業団体との連▶アクション4:[運営・経営]① 大学運営体制の見直し② 秋田国公立大学連携の強化③ 大学入学者獲得に向けた取り組みの強化④ 4キャンパスの連携の強化⑤ 不断の大学内組織の見直し⑥ 卒業生・支援者ネットワークの強化⑦ 広報活動の強化今後のアクション秋田県立大学ビジョン2033 ―地域課題から世界へ―
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