秋田県立大学 大学案内 2026
14/132

研究成果の社会実装に挑戦~世の中のゲームチェンジを地方から目指す~student12秋田県/横手高校出身 「アドバンスト自主研究制度」を活用し、人工生体機構研究室の鳥獣被害対策ロボット「かみやぎ」の研究に参加しました。その成果を基に構想した事業プランが、日刊工業新聞社主催のキャンパスベンチャーグランプリ(CVG)東北で最優秀賞を受賞し、内閣府が後援する全国大会に出場しました。 課題先進県とされる秋田県で生まれ育ったことが、私自身の課題解決意識を引き出したと考えます。人工生体機構研には、「東京大学五月祭ロボ」を起源とし、格闘技戦「かわさきロボット競技大会」を通じて培ってきた動物型歩行ロボットに関する独自の技術がありました。この技術を実際の鳥獣被害対策として社会実装するため、研究室の齋藤敬教授と、大学発ベンチャーの立ち上げに向けた取り組みをスタートしました。 さまざまなアイデアを生み出す力には、SF作品の発想も支えとなり、ものづくりや課題解決において0→1を行う必要のある時、そのイメージ力と構想力が大いに役立つことを学びました。システム科学技術学部知能メカトロニクス学科 3年長谷山 直飛 さんHASEYAMA Naotoイノベーションを世間に浸透させるには野心も必要「逃げたら一つ、進めば二つ」学生の挑戦Ac ti on!01

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る