一般社団法人秋田県農業会議総務・組織対策部 勤務齋藤 知美 さんSAITO Tomomi秋田県農林水産部 畜産振興課 勤務鹿野 亜海 さんSHIKANO AmiAkita Prefectural University 202629生物資源科学部 アグリビジネス学科 2020年卒業(宮城県/古川学園高校出身)生物資源科学部 生物環境科学科 2013年卒業(秋田県/秋田北高校出身) 休耕田が増え過疎化がすすむ地元の現状から農地や地域の活性化に関心を持ち、センター試験(現在の共通テスト)を利用した推薦枠で秋田県立大学の地域計画学研究室を目指し入学しました。 卒業後から勤務している「秋田県農業会議」では、県内の農業委員会への支援や農地法に関すること、農業経営支援、情報提供などに取り組んでいます。 在学中に農業法人の代表の方など県内で活躍する方々の事例を知り、つながりを得ました。そのことが今となって研修会等での事例報告や機関誌掲載に活かせたときは非常にやりがいを感じます。また、卒業論文を指導いただいた先生をはじめ、先生方からは日頃より本会主催の会議で専門的な意見や、農業委員等を対象とした研修会等でのご講演をいただいており、私自身これまで以上に学ばせていただくことが多く、今後もこうした結びつきを大切にしたいと考えています。 私はアグリビジネス学科で家畜資源利用推進プロジェクトを選択し、日本短角種を通じた耕畜連携など、畜産について学びました。家畜資源利用推進プロジェクトでは座学や実験だけでなく、実習で短角牛に触れることができたため、畜産の理解を深めることができました。そこで畜産に魅力を感じ、就職活動をする際も学んだ知識を生かした仕事をしたいと思い、令和2年4月に入庁し、畜産試験場比内地鶏研究部に配属されました。そこでは、比内地鶏の親鳥の維持・管理や比内地鶏に関する試験研究に5年間従事し、現在は本庁の畜産振興課に在籍しています。今後も秋田県の農家さんや関係事業者を支援しながら、1人でも多くの消費者が秋田県の畜産物を食べ、その魅力が届くよう尽力していきたいと思います。先生方の丁寧なご指導のもと、地域で学ぶ ことが出来ます。そこで身に付けたことは 私の大きな財産です。秋田県で畜産に関わる仕事を選んだきっかけ生物資源科学部
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