秋田県立大学 大学案内 2026
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37 Akita Prefectural University 2026秋田県立大学学生自主研究制度紹介動画(Long Version)過去の学生自主研究レポート(秋田県立大学HP)チーム1年 千葉 漣翔(岩手県/宮古高校出身)1年 中舘 陵映(北海道/岩見沢西高校出身)チーム2年 池田 理菜(新潟県/新発田高校出身)生物生産科学科1年 寺門 優(東京都/江北高校出身)指導教員生物生産科学科小川 敦史 教授豊福 恭子 特任助教アグリビジネス学科2年 羽賀 京香(山形県/米沢興譲館高校出身)指導教員アグリビジネス学科山中 麻帆 助教佐藤 勝祥 准教授渡邊 潤 准教授秋田県立大学機関リポジトリ(学生自主研究成果) アボカドは森のバターの異名で呼ばれるほど栄養価が高く高カロリーな果実です。しかし、食べ頃を見極めるのは困難で食品ロスになってしまうことがありました。そこで、私たちはアボカドの食べ頃を見極めるために、世間で言われている「柔らかくなったら大丈夫」は本当に正しいのか確認し、別の非破壊の方法で見極めることはできないか実験を行いました。その結果、硬さと味に相関はなくアボカドの表皮の可視光と近赤外線の反射率と味に相関があることがわかりました。 更に、保存温度と熟度の変化の関係についても研究し、その結果からアボカドの食べ頃を予測する方法を発見しました。 近年の世界的な飼料価格の高騰をうけ、飼料自給率の向上のため、未利用・低利用資源の飼料活用を試みました。そこで秋田の特産品であるジュンサイを予備乾燥ありとなしの2つの条件下においた飼料を調製し、その飼料の嗜好性と成分を分析しました。嗜好性試験の結果、供試牛の出生地と飼料の採食の有無に差があり、成分分析の結果、追加の分析が必要ではありますが、飼料として活用できる可能性が示唆されました。 今回、私たちの自主研究ではアグリイノベーション教育研究センターで飼養されている日本短角牛を対象としました。秋田県立大学では、他の大学にはあまり無い牛舎があり、日本短角牛などを気軽に見学できます。また、豊富な知識を持った先生方が自主研究を親身にサポートしてくださるので、楽しくやりがいをもって自分の興味のある研究を行うことができます! これまでの学生自主研究の情報をチェックアボカドの食べ頃を予測する技術を開発し特許出願!!テーマテーマ 生物資源科学部アボカドの食べ頃を非破壊で予測する方法の検討地域資源の探索と飼料化技術の検討アボカド探検隊 SDGs 貢献隊 −代替飼料をつくろう−

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