秋田県立大学 大学案内 2026
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1234− 機械工学科 − DEPARTMENT OF MECHANICAL ENGINEERINGAkita Prefectural University 202649機械工学科 4年松下 侑馬 さんMATSUSHITA Yuma(愛知県/安城東高校出身)学生自主研究で研究の第一歩を踏み出す学生自主研究で、赤外線レーザーを可視化する装置を研究しました。高価な中赤外光センサーの代替手法を探り、コスト削減と原理実証を目指しました。研究を通じてレーザーの特性や液晶分子構造の変化を学び、仲間と協力する大切さを実感しました。多様な課外活動を通じて広がる世界軽音楽部、スノーボードサークル、潮風祭実行委員会に所属し、幅広い活動に挑戦しました。会計を担当し、企画運営に携わりました。また、軽音楽部ではライブにドラム担当として出演。チームで目標を達成する喜びを経験し、計画性や協調性を磨きました。アドバンスト自主研究で専門性を磨くアドバンスト自主研究にてFBGを用いたセキュリティシステムを研究しました。既存技術と研究室の技術を融合させ、新たな技術へ昇華させる思考力を習得。実験結果を正確に解釈する力を培い、学術的な議論に参加できるまでに成長しました。学会発表と卒業研究で研究者としての成長を実感これまでの研究内容を電気情報通信学会で発表し、奨励賞を受賞しました。卒業研究ではフェムト秒レーザーによる内部加工を研究し、専門知識を深めました。試行錯誤を重ねる中で課題発見・解決力を養い、研究者としての視点を確立しました。 高校時代、理系科目に興味を持っていたものの、研究の進め方や専門分野への理解は浅いものでした。大学入学後、研究活動や学外発表を経験する中で、論理的思考力や課題解決力を養い、学術的な議論にも参加できるまでに成長しました。また、サークルや学祭運営を通じて、協調性や計画性を培いました。こうした経験を通じ、技術の発展に貢献する研究者を目指すようになり、修士課程ではより専門性を深め、社会に還元できる研究に取り組みたいと考えています。年次年次年次年次研究と挑戦を重ねた4年間―成長の軌跡STUDENT VOICE機械工学科のココが自慢!学生自主研究で1年次から研究ができ、実践的に学べる環境が整っています。

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