94| 生物環境科学科 | DEPARTMENT OF BIOLOGICAL ENVIRONMENT生活排水を通じて河川に流れ出た医薬品のゆくえを探り、ヒト感染症の流行予測や予防に役立てる研究に挑戦しています。ドローンを用いた大気中の温室効果ガス観測と秋田県の農作物収量に関わる干ばつ・冷夏の予測を目指しています。作物の生産性を高めながら環境は汚さない、そんな持続可能な農業を実現します。湖沼に流入した殺虫剤や除草剤が生態系に与える悪影響について調べています。微生物の力を利用して肥料や農薬の使用量を減らしつつ、農産物がたくさん採れる農業を目指しています。今ある森林資源を将来に残すべく、個々の植 物がどのように繁殖、成長して森林が成り立っているのかを調べています。 樹木の成長や開花結実、動 物 の 個 体 数 など「 森の営み」の長期観測を通して気候変動の影響を探っています。土壌に住む生き物(ミミズや昆虫)を調べて物質循環の研究や農業生産に役立てようと試みています。データに隠されている事実を探しています。数学・物理学・化学・生物学の知識を総動員する知力戦です。大気・水圏環境学研究室[水質評価/微量化学物質/気象学] 人と生物をとりまく水、大気を科学する土壌環境学研究室[作物生産/微生物機能の活用/温室効果ガス] 環境にやさしい農業を目指す基礎生命科学研究室[植物生理機能/遺伝子組み換え/ ゲノム情報] 生物の機能を遺伝子技術で高める森林科学研究室[生態学、人と自然のかかわり、生物間相互作用] 森林の移り変わり、保全について考える土壌学佐藤 孝 教授森林生態学木村 恵 准教授森林科学星崎 和彦 教授 土壌動物学田中 草太 助教植物分子生理学小西 智一 准教授環境化学木口 倫 教授気象学井上 誠 准教授土壌学髙階 史章 准教授水環境保全渡邉 俊介 助教基礎生命科学研究グループ陸域生物圏研究グループ研究グループ&教員紹介
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