秋田大学 令和3年度高校生のための研究者・研究内容紹介
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所属(学科・コース・講座等)教員名(職名 氏名)研究テーマ研究内容医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 粕川 雄司医 員 土江 博幸非定型大腿骨骨折と低ビタミンD血症との関係非定型大腿骨骨折の発生要因の一つとして、低ビタミンD血症が関係しているかを調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 粕川 雄司医 員 土江 博幸神経内科疾患と骨代謝神経疾患により体の動きに制限がある患者において、骨代謝が健常人とどのように異なっているかを調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 永澤 博幸医 員 土江 博幸粘液線維肉腫の遠隔転移と予後に関与する原因の解明粘液線維肉腫という悪性腫瘍は、肺などに転移を発生させる事で命を奪う事があるため、生命予後を悪くする要因を調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 永澤 博幸医 員 土江 博幸アクリジンオレンジによる軟部肉腫局所再発の抑制効果アクリジンオレンジという試薬は、軟部組織に発生する悪性腫瘍(軟部肉腫)に対して再発を抑制する効果が期待されています。当院における軟部肉腫患者さんに対するアクリジンオレンジの効果を調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 永澤 博幸医 員 土江 博幸超高齢発症の軟部肉腫症例の治療成績の検討高齢化が進む近年、85歳以上の超高齢者に悪性腫瘍が発生する事がしばしば見られるようになったため、このような超高齢者に対して、適切な治療方法を調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久講 師 永澤 博幸医 員 土江 博幸骨軟部腫瘍におけるデノスマブ使用患者の骨代謝骨に転移したがんや、骨巨細胞腫という骨腫瘍に対して、デノスマブという、骨吸収を抑制する薬剤が使用されます。この薬剤を使用する事での正常骨組織への影響を調べています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助 教 齊藤 英知医 員 斉藤 公男変形性膝関節症に対する膝関節温存手術(膝周囲骨切り術)について膝関節温存手術は日本で古くから発展してきた手術技術です。当科では、欧州から最新の技術を導入し、日本の技術と融合することで良好な成績を得てきました。最新の光学式歩行解析装置や各種センサーを用いてモダンな歩行解析を行い世界にアピールしています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 齊藤 英知医  員 斉藤 公男変形性膝関節症患者さんの膝関節面傾斜歩行時の膝関節面は地面に対して平行ですが、変形性膝関節症では傾いています。最新の膝周囲骨切り術を施行するとその関節面傾斜は再度水平化していることが判明しました。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 齊藤 英知医  員 斉藤 公男変形性膝関節症の病態に関する研究変形性膝関節症の病態については未だ未解明な部分が多いです。当科では、single photon emission computed tomographyという画像装置を用いて、病態解明に迫っています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 木島 泰明医  員 河野 哲也高齢者の股関節の骨折について高齢者に多い股関節の骨折について、独自の分類を作成し、その分類に基づいた新しい治療体系を作ることで、怪我をしてしまった高齢者がより早く社会に戻ることができる治療法を世界に向けて発信しています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 木島 泰明医  員 河野 哲也股関節の人工関節について股関節の軟骨がすり減ってしまい、人工の関節に取り換える手術を受けなくてはいけなくなってしまった患者さんが、痛みなく、より早く社会復帰するための、独自の手術方法や独自の手術後の評価の方法などについて研究しています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 齊藤 英知助  教 木島 泰明成長期アスリートのスポーツ障害について中学生のスポーツ選手を中心にスポーツ検診を行い、どのような競技のどのような選手にどのような怪我や障害が起こりやすいかを研究することで、怪我や障害の予防に役立てています。医学科 整形外科学講座准教授 宮腰 尚久助  教 齊藤 英知助  教 木島 泰明高齢者の膝関節の痛みについて高齢者を中心に骨や関節に関する検診を行い、高齢者の膝関節の軟骨が減ったことによる痛みが起きるメカニズムを研究することで、高齢者が健康な状態で長く過ごせる方法を追求しています。-31-

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