秋田大学 大学院理工学研究科 2022
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《博士後期課程》三菱マテリアル株式会社、千葉県高等学校《博士前期課程》JSR株式会社、WDB株式会社エウレカ社、イーピーエス株式会社、ニプロファーマ株式会社、ニプロ株式会社、株式会社新日本科学PPD、株式会社東京かねふく、警察庁、持田製薬工場株式会社、大塚化学、東洋合成工業株式会社、日本臓器製薬株式会社修了生の進路(2020年3月修了生)※社会人学生は勤務先を掲載生命科学コース生命科学専攻生命科学コースは生物学と化学の2つの専門研究分野を持ちます。両分野とも生命現象の解明や生命科学上の課題の解決を目指して、それぞれの立場で研究を展開しています。大学院では、学生はどちらかの分野に所属して研究を深めることで個々の専門性と自主性を高めます。同時に、他の研究分野の理解も深めて、広い視野と協調性を身に付けます。社会の要請に応えることのできる、高い能力を持つ研究者・技術者になることを目指します。●食品由来生物活性物質の同定●分子シャペロンの関わる生命現象の解明 ●小胞体関連分解の機構解明●腫瘍の転移浸潤の解析 ●免疫細胞に関わる研究●天然物の有機化学合成 ●患関連タンパク質の同定と構造解析●蛋白質複合体の構造解析学生の皆さんは、様々な分野でそれぞれ等しく努力して専門性を身に付けています。安藝 祐一さん2018年4月博士後期課程(社会人学生)入学(生物機能分子合成化学研究室に所属、第一三共株式会社勤務)過去の経験を今に活かし、継続成長を2016年、会社の組織再編より12年の低分子の合成研究に幕を閉じ新たに抗体医薬品の生産研究に従事しました。当時の私は化学・物理の知識しか持たず、バイオ医薬研究員としての生物学の専門知識を持たないことを憂い必死に知識と実務経験を集積する日々を送っていましたが、2018年に幸いにも本校に入学し専門性を高める機会を得ることができました。この機会を活かすべく本学では生物学の知識を深めると共に化学の経験を活かし動物細胞に作用し抗体の生産性を高める低分子化合物の探索研究を実施しています。社会人留学の利点は、企業のニーズを知った上で研究に従事でき、企業活動に研究成果を反映できる可能性がある点は大きな魅力の1つと感じています。コース概要大学院生・修了生の研究紹介主な修士論文テーマ(2020年3月修了生)13

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