秋田大学 大学院理工学研究科 2022
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《博士後期課程》秋田県産業技術センター、齊藤光学製作所《博士前期課程》マニー株式会社(2名)、株式会社アルバック、JFEエンジニアリング株式会社、いすゞ自動車株式会社、ヴァレオジャパン、キオクシア岩手株式会社、マイクロンメモリジャパン、株式会社アーステクニカ、株式会社アップフロンティア、株式会社オカムラ、株式会社小坂研究所、IHI、NOK株式会社、SCSK株式会社、アクアス、シチズンマシーナリー株式会社、ソフトバンク株式会社、日本ケミコン株式会社修了生の進路(2020年3月修了生)※社会人学生は勤務先を掲載機械工学コースシステムデザイン工学専攻機械工学は、材料力学、熱力学、流体力学、機械力学の四力学に制御工学を加えた五つの分野が基礎となっています。機械工学コースでは、学部で学ぶ専門知識を深化させて応用できる力を身につけ、問題発見・解決力やコミュニケーション能力を有し、グローバルな視点で人間と環境と機械が調和する持続的社会形成に貢献するための教育と研究を行います。鷲谷 洋希さん2020年3月博士前期課程修了(在学中は宮野研究室に所属、現在は日本製鉄株式会社に勤務)※写真はお立ち台と呼ばれ天皇陛下がご視察された時に作られ、ドラマ「華麗なる一族」のロケ地にもなった君津地区第4高炉前で撮影しました。次世代接合 溶かさずに鉄を接合する自動車製造における、接合技術は重要な要素です。近年は、車体軽量化による燃費向上を目的として高強度中高炭素鋼の開発が進んでいます。私は当該材料を溶かさずに接合する摩擦攪拌接合を適用する研究をしていました。研究は共同研究先である大阪大学接合科学研究所の先生方とディスカッションを行いながら、研究の深堀をすることができ、非常に充実したものでした。鉄鋼に興味を持った私は日本製鉄㈱へ入社し、線材製造に関する企画部門に所属しています。線材は高品質な自動車用部品や吊り橋のケーブル等に使用されており、私は、この線材工場の生産性、品質改善に関わる業務を担当しています。日々の課題は一筋縄では解決できないものですが、私の仕事が幅広く社会に貢献していることを実感しながら取り組んでいます。●配向Ptナノコイルのミリ波・マイクロ波帯域における電磁波吸収特性の評価●摩擦攪拌接合により得られたS55C調質材継手の特性評価●加熱小物体による後向きステップ流れの圧力損失低減●機械学習を用いた座位バランス能力評価モデルの開発●Pt薄膜の真性応力計測によるナノコイル形成メカニズムの検討●9 軸IMU による変形性膝関節症患者の歩行解析手法●メタルナノファイバ網のRF電場加熱における発熱特性に関する研究●片麻痺者を対象とした歩行リハビリテーションロボットの開発●マイクロ波による網目状金属ナノ材料の発熱特性の評価●炭素繊維コミングル糸ニット基材の真空磁場加熱成形に関する研究コース概要大学院生・修了生の研究紹介主な修士論文テーマ(2020年3月修了生)25

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