秋田大学 理工学部 2022
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Faculty of Engineering Science Akita University12生物学と化学の力で生命の謎に挑む生命科学のフロントランナーになろう生命科学コースの教育プログラムでは、化学と生物学を中心とした広範かつ先端の知識と研究技術が習得可能です。難治性疾患、増え続ける人口に対する食料生産、環境保全などの諸問題に取り組める能力を培い、医薬品や健康食品開発等のバイオ・化学企業を始めとするあらゆる生命科学関連産業で活躍できる人材を養成します。コースの特徴取得可能な資格生命科学コースでは、医薬品として期待される生物活性天然物の合成や機能性超分子の開発、環境や細胞の電気化学計測や化学分析、医療産業に重要なタンパク質の生化学・分子生物学・構造生物学的解析、生細胞イメージング、病気の原因究明や診断・治療法の開発など、多岐にわたる分野でユニークで最先端の課題を研究しています。また、共通言語である英語教育にも力をいれており、各研究室で英語論文を読む力をつけるゼミを実施しています。●高等学校教諭一種免許状(理科)特定の科目・単位を修得し、卒業すること等により取得できます。●危険物取扱者(甲種)化学に関連する科目を15単位以上修得することにより受験資格が得られます。カリキュラムの特徴■履修モデル卒業生の主な進路1年は、生命科学の基礎となる生物学、化学や情報化社会で不可欠の情報処理の基礎やAI学を含む幅広い教養を身につける教養教育科目群を開設しています。2年から3年前期にかけては各研究分野に必要な専門知識を習得するため、生化学・分子生物学、細胞生物学を中心とする生物系専門科目と、有機化学と物理化学・分析化学を中心とする化学系専門科目を学びます。また、各専門科目に対応した学生実験も履修します。3年後期からは、さらに研究能力を培うために各研究室に配属され卒業課題研究に取り組みます。個々の研究テーマにできるだけ長い期間取り組めるよう4年よりも早期に配属されます。また、研究情報を入手するため、外国語文献の読み方や検索法も各研究室で実地に学びます。4年では、卒業課題研究への取り組みを通して理論的な考え方(ロジカルシンキング)のスキルやプレゼンテーション能力を身につけることにより、問題解決能力の習得を通じて研究職だけでなく様々な職業に役立つ、高い研究・開発能力を身につけます。さらに、高い専門性を身につけ研究・開発職に就きたい学生には大学院への進学を積極的に勧めています。《就職先》【大学院修了】JSR、WBDエウレカ社、イーピーエス、ニプロファーマ、ニプロ、新日本科学PPD、東京かねふく、警察庁、持田製薬工場、大塚化学、東洋合成工業、日本臓器製薬、秋田市役所、デクセリアルズ、東芝メモリ岩手、EPクルーズ、MCワードスペシャリティーズ、LSIメディエンス、ナリコマホールディングス、クラレノリタケデンタル、テクロプロ テクノプロ・R&D社、、日油【学部卒業】シミックファーマサイエンス、ビーアンドエス・コーポレーション、GOOD・JOB、VSN、コーセー、関東マツダ、京野アートクリニック、埼玉県警察、日本IBMソリューション・サービス、日本パリソン、日本プロセス、日本製薬、秋田三菱自動車販売、皆生温泉観光、ADJUVANT COSME JAPAN、エクイニクス・ジャパン、陸上自衛隊、盛岡臨床検査センター、東北化学薬品、ゼンショーホールディングス、いわて生活協同組合、日本食研ホールディングス、弘前大学《進学先》【学部卒業】秋田大学、秋田大学大学院、東北大学大学院、東京工業大学大学院、筑波大学大学院、海外の大学1年次2年次3年次4年次前 期後 期前 期後 期前 期後 期前 期後 期(2021年度入学生)※選択科目を含む。(最近2年間)教養教育科目基礎教育科目専門教育科目■初年次ゼミ■主題別科目■大学英語Ⅰ■主題別科目■大学英語Ⅱ■大学英語Ⅲ■疾患生物学Ⅰ・Ⅱ■細胞生物学Ⅲ・Ⅳ■生命機能設計学Ⅰ・Ⅱ■生体防御学Ⅰ・Ⅱ■生化学Ⅲ・Ⅳ■生物有機化学Ⅲ,Ⅳ■分析化学Ⅲ,Ⅳ■理論化学Ⅰ・Ⅱ■生命物理化学Ⅲ・Ⅳ■化学実験Ⅱ■生物学実験Ⅱ■生物学演習III■インターンシップⅠ■分子生命科学■分子細胞生物学Ⅰ・Ⅱ■細胞生理学Ⅰ・Ⅱ■生物機能有機化学Ⅰ・Ⅱ■蛋白質化学Ⅰ・Ⅱ■理論化学Ⅲ・Ⅳ■生命無機化学Ⅰ・Ⅱ■機器分析学Ⅰ・Ⅱ■生物学実験Ⅲ■化学実験Ⅲ■外国語文献講読Ⅰ■基礎配属実験■基礎配属研究■研究者倫理学■生命倫理学■生体分子解析学■生体分子情報学■有機化学演習■生命電気化学Ⅰ・Ⅱ■基礎生物学Ⅰ・Ⅱ■基礎化学Ⅰ・Ⅱ■基礎線形代数Ⅰ・Ⅱ■基礎微分積分学Ⅰ・Ⅱ■情報処理の技法■基礎力学Ⅰ・Ⅱ■秋田の環境と資源■基礎生物学Ⅲ・Ⅳ■基礎化学Ⅲ・Ⅳ■基礎生物学実験■基礎情報学■基礎AI学■生命科学概論■生体機能学Ⅰ・Ⅱ■細胞生物学Ⅰ・Ⅱ■分子生物学Ⅰ・Ⅱ■生化学Ⅰ・Ⅱ■生物有機化学Ⅰ・Ⅱ■分析化学Ⅰ・Ⅱ■生命物理化学Ⅰ・Ⅱ■化学実験Ⅰ■生物学実験Ⅰ■生物学演習Ⅰ・Ⅱ■テクニカル コミュニケーション■外国語文献 講読Ⅱ■研究 プロポーザル■創造工房実習■外国語文献 講読Ⅲ4年次では卒業課題研究に費やす時間が多くなります。■卒業課題研究

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