秋田大学 理工学部 2022
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1) 生物活性天然物の全合成と活性機序の解明2) 人工生物機能分子の開発3) 有色天然物の全合成と色素機能の開発生命機能は電子が精密に制御された分子システムです。この生命機能をナノスケールで捉えるナノバイオ電極の創成を目指します。環状構造を利用した新規機能性分子の合成と、その機能・構造の解明1)光誘起分子回転モーターの理論設計2)内部転換に関する非断熱効果の理論的研究3)長距離型エネルギー伝達分子系の理論設計環産業・医療用タンパク質の立体構造と機能の解明、タンパク質ナノマテリアル材料の開発薬剤とその標的となるタンパク質の相互作用を分子レベルで解析することによって、薬の作用機序を明らかにする。1) 魚や貝類のもつ毒(低分子化合物やタンパク毒)の性状や 構造、体内動態の解明2) 有害な脂質のヒト体内動態の解析抗体を作る免疫細胞であるB細胞の生体内での分化や活性化を遺伝子工学を駆使して研究血液・腎・リウマチ性疾患の基礎・臨床研究、温故知新創薬細胞生物学に関する教育生理的老化と病的老化(老化関連疾患)の違いをゲノムの守護神p53とそのアイソフォームとの関係性から探る生体外で免疫細胞の特性を調べるための機能的培養法を、細胞工学や遺伝子工学 を駆使して研究13Faculty of Engineering Science Akita University■コースの教員と主な研究テーマ化学系教員生命現象を制御する有機化合物の創成生体反応を分子レベルで解明する理論計算による新規な分子の設計ナノバイオ電極で生命科学を捉える生物機能を模倣する新規分子の合成と機能解明人体に悪影響を及ぼす物質の見える化分子構造に基づく薬剤の作用機序解明細胞生物学遺伝子制御による病気の治療法開発病気と治療薬について研究し医療に貢献タンパク質分解が制御する生命維持の機構解明ゲノムの守護神p53と老化の関係を解明する免疫細胞の機能的培養法の開発メサラジン結合蛋白質(ウシ脾臓)細胞は異常タンパク質を細胞骨格で隔離する秋 葉 宇 一准教授尾 髙 雅 文教 授藤 原 憲 秀天 辰 禎 晃教 授久保田 広 志田 村  拓教 授助 教准教授松 村  洋 寿准教授涌 井 秀 樹教 授桐 明   絢助 教藤 田  香 里講 師本 田  晴 香助 教疋 田 正 喜教 授◯22は2022年3月退職予定教員を示す。注:◯22近 藤 良 彦准教授理論計算による光駆動型定速性分子回転モーター薬剤と標的タンパク質複合体のX線結晶構造ネッタイミノカサゴとその刺毒(タンパク質)の予測立体構造分子自己組織化が創る電極インターフェース環状化合物金属錯体結晶構造生命現象に関わる分子を研究しています。分子としては、細胞内のセカンド・メッセンジャーや医薬品のような小分子から、オリゴペプチドのような中分子、生物に作らせたタンパク質のような大きなものまでが研究対象です。生物学系教員生命現象を解明するため、生物が作り出す分子の細胞内での挙動を調べたり、新たな生体分子を探索したり、遺伝子工学で変異させた細胞や生物の挙動を調査したりしています。主に細胞や生物を扱う研究を展開しています。コースの教員は単独またはグループで研究室を運用しています。グループの詳細はホームページをご覧ください。ヒトの細胞が不要になったタンパク質を認識して分解する機構を解析し、生命が維持されていくメカニズムを研究しています

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