秋田大学 理工学部 2022
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05Faculty of Engineering Science Akita University 理工学部では、国際舞台で活躍する人材の育成に向けて、豊富な留学プログラムや留学しやすい環境を整えて、学生たちに世界の扉を用意しています。日本学生支援機構(JASSO)の留学支援プログラムに採択された独自の留学プログラムにより、単なる語学研修や受け身の学習ではなく、先方の大学と相談を重ね、秋田大学の要望を取り入れた実践的な理工系専門教育を現地の学生と一緒に学べる様々なプログラムがあります。■留学の支援■留学プログラムの情報※令和3年度は下記4件が採択、実施予定となっています。 理工学部では、留学を希望する学生のための科目として「国際インターンシップ」が設定されています。留学経験をインターンシップと捉えて単位を認定するものです。 その他にも留学先で取得した単位を秋田大学でも認める単位互換制度や、進級・卒業要件に特別措置を講じることとし、留学しても通常通り4年間で卒業できる制度の設計を行っています。留学プログラムでは現地滞在費を支援します。 留年の心配はありません。留学しても通常通り4年で卒業するための制度の設計を行っていることから、安心して留学に臨むことができる環境が整っています。プログラム名派遣国(大学)ラボワーク方式で実践する最先端データサイエンスアジアの潜在力と自身の成長を実感できるニーズ・プッシュ型PBL(Project Based Learning)教育プログラム環太平洋サイエンスリインフォースメントプログラムアメリカ(グアム大学)、フィリピン(フィリピン大学)グローバルイノベータ育成プログラムスロバキア(コメニウス大学)、ハンガリー(デブレツェン大学)イギリス(アストン大学)マレーシア(マレーシア日本国際工科院)博士前期課程 数理・電気電子情報学専攻1年(スロバキア コメニウス大学 数理・物理情報学部に留学)今野 咲彩さん 私は今まで英語学習や文化交流などで1カ月未満の海外経験がいくつかありました。今回は専門科目を学ぶ3カ月間の留学で、楽しみな思いと緊張がありました。授業では学生と先生が対等な立場で議論する場面が多くあったこと、難易度が高い宿題にクラスメイトと一緒に取り組んだことが印象に残っており、学生の熱心さを感じました。また寮のルームメイトや留学生たちと交流する機会が多く、お互いの考えを共有し刺激を受けました。週末に隣国へ旅行をしたのも思い出です。多くの素敵な人々に囲まれ、自分の院進学を後押ししてくれたそんな3カ月間となりました。海外留学生の体験記留学の勧め 費用面では、国際交流基金を設けて、海外留学する学生の旅費支援を行っています。また、留学前の準備として「留学準備セミナー」を開催しており、TOEIC対策や遠隔機器を用いた模擬留学体験を実施しています。・留学すると、単位が取れずに 留年してしまいますか?・4年で卒業できなくなること  が不安です。・大学は4年で卒業したい!・留学に対して、他にはどのよう な支援がありますか?●帰国後には、留学報告会(毎年2月中旬頃)を開催しています。この報告会は、高校生や一般の方にも公開されていて、どなたでも聴講することができます。興味のある方はぜ ひ足を運んでみてください。●留学する目的は人様々で、英語を学びたい、世界中に友人を作りたい、視野を広げたい、国際感覚を身につけたい等それぞれ異なります。しかし、外国に留学し、未知の国・世 界で生活するという究極の実践体験を経験することは、自分を見つめ直し、自分に自信をつける人生の中で意義深い機会となります。秋田大学理工学部は、世界の扉を開け、 世界を見て世界を学びたい学生を積極的に応援していきます。

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