秋田大学大学院 理工学研究科 2023
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システムデザイン工学専攻土木環境工学コースて課題解決にあたるためのコミュニケーション能力を養い、安全・安心・便利な社会基盤の形成に貢献するための教育と研究を行います。29価●硬質な安定処理土供試体に対してのベンダ―エレメント試験手法の研究●視線誘導標識設置区間における帯状ガイドライトの機能評●ツキノワグマによる防腐処理木材への損傷被害防止に関する研究秋田県の雄物川河口部では砂州が存在しており、河口砂州が成長することで河口幅が狭まると、波浪や塩水の浸入を妨げ、船舶の航行に影響を与えます。私の研究では、簡易的に高頻度で河口砂州を観測するために、UAV(ドローン)を用いて砂州の写真を空撮します。その後、SfMという技術を用いて空撮写真から砂州の面積や汀線の距離を測定することで、砂州の変動を検討します。また、砂州が塩水の浸入にどのような影響を与えるのかを調べるため、河川に浸入する塩水の量(入退潮量)についても検討を行います。●ベンダーエレメント法の高精度化を目指した試験装置系の伝達関数評価法に関する研究●ハーフプレキャストコンクリートはりのせん断挙動解析に関する研究●固化破砕の応力履歴を伴う泥炭セメント安定処理土の強度特性および微視的構造特性に関する研究コース概要 構造工学、水工学、地盤工学、都市・交通工学、およびコンクリート工学などの高度化した専門知識を修得し、それらを基本とした技術の応用力と課題解決のための個々の知識と能力の向上、さらに協働し谷口隼也さんTANIGUCHI Junya勤務先:オリジナル設計株式会社令和4年3月 博士前期課程修了水環境工学研究室大学院生・修了生の研究紹介主な修士論文テーマ(令和3年3月、令和2年3月修了生)雄物川河口砂州の変動と入退潮量に関する検討

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