秋田大学 教育文化学部 2023
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高校では政治経済未選択であり不安でしたが、思っていたよりも「経済学」という学問がとっつきやすいものであることがわかりました。ニュースを頻繁に扱ってくれるので、経済がより身近に感じられるようになります。授業終盤で映像作品の上映があり、これまでの授業(経済学の考え方)が上手く総括されていて面白かったです。ユーモア溢れる先生の語り口が毎回楽しみでした。13お金に向き合うということ。みなさんは、どんな意識を持っているでしょうか。この授業では、経済学の入門として様々なトピックを広く扱うとともに、最新のニュース記事などを用いて、「経済学的な考え方」について理解してもらうことをこころがけています。例えば、テーマパークにおける有料のファストパスがあります。我々は時に、ある意味で「お金で横入り」する権利を売買しますが、それを居心地悪く感じる人もいれば、便利だと逆に感心する人もいるでしょう。日々変化する社会において、経済活動を巡るルールやそれに対する人々の考え方もまた、刻々と変化していきます。より多くの人が快適に暮らすことのできる社会を考えるために、お金の使われ方やそれに関わるルール・制度に真っ正面から向き合う。そんな覚悟のもとで、地域社会を生き抜く確かな力を養って欲しいと願っています。〈コース専門科目〉経済学概論1年次学生と3年次学生での政策の検討大仙市内の酒蔵での日本酒仕込み作業横手市大雄ホップ園の視察ARAI Souichi荒井壮一講師(経済学)◆教室(理論)と現場(体験)を往還して社会のしくみを実践的に学ぶコースです。学生の声 【コースの特色】社会科学の知識を基礎に総合的に地域を見通す力を育成法学、政治学、経済学、経営学、社会学などの社会科学の知識を身につけながら、地理学、環境科学、食健康学、住環境学や情報科学の素養も併せ持ち、総合的な視野で地域の問題を見通す力を養います。「ガバナンス」「ビジネス&マネジメント」「コミュニティ」の3つの基幹・発展専門科目群が準備されています。地域に入り多角的に調査する地域の問題を机上で理解するだけでなく、地域の人々の生活や社会活動、行政や企業の活動の実態を、実際に地域に入り多角的に調査することで、実践的に学びます。地域資源の再評価地域の多様な生活資源、環境資源、文化資源等の再発見と評価・活用を行い、産業・働き方・生活のこれからの方向性を提案し、その実現に貢献できる人材を育成します。 【授業紹介】地域文化学科地域社会コース

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