秋田大学 教育文化学部 2023
16/24

コミュニケーションや会話についての意識が変わりました。授業すべてが目から鱗の連続でした。もっとじっくりやりたかった。必ず問題を解決しなければいけないという考えが変わりました。演習が多いため、受講学生と活発に交流して議論ができた。話を聞く時、相手の話を引き出す方法を知ることができた。生活に活かせるところがたくさんあった。15心理学実験Ⅱ(実験・調査)の様子相手にとって心地よい話し方とはどのようなものなのでしょうか。この授業では、カウンセリングなどの対人支援の中で行われるコミュニケーションについて体験を通して学びます。まずはコミュニケーション技法の基礎理論についてじっくりと学びます。その後は話し手と聴き手を決めてロールプレイを繰り返し、会話の中で何が起きたのかを全員でディスカッションすることを通して援助的なコミュニケーションの技術について考えていきます。1対1のコミュニケーションから始め、相手に溶け込む方法、相手の自信や可能性、資源を引き出す方法について体験していきます。授業終了後には少しだけ友人や家族との会話が変わっているかもしれません。心理実習(教育)〈コース専門科目〉心理演習(ロールプレイの実際)SHIBATA Ken柴田健教授(臨床心理学)◆「こころの学」を探求し、地域を支える人材を育てるコースです。◆心理学を確かな学問として身につけ、同時に教室を離れた現場でも実践力を鍛えます。学生の声 【コースの特色】基礎から実践まで体系的な学習本コースでは、人間の心の働きに関心を寄せ、心理学の幅広い領域について基礎的理論、実験や統計法、面接の基本技法などを体系的に学び、それらを応用できる力を育てます。「こころの学」を携えて地域へ本コースでは、積極的に地域に出かけ、フィールド調査や活動を通して、心理学的援助を必要とする人々を深く理解する態度を育てます。 【授業紹介】地域を支える「こころの専門家」の養成本コースでは、ここでの学びを通して地域を支えるこころの専門家を育成します。日本心理学会が認定する「認定心理士」資格が取得できます。日本臨床心理士資格認定協会が認定する「臨床心理士」資格取得に必要な大学院を目指すための基礎知識や技術が習得できます。国家資格である「公認心理師」を取得するための科目にも対応しています。学部と大学院で指定された科目を履修するか、学部卒業後所定の実務に2年以上従事することにより受験資格が得られます。地域文化学科心理実践コース

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る