秋田大学 医学部 保健学科 2023
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4年間の学び専門専門基礎科目教育科目1年次教養基礎専門基礎専門科目教育科目科目2年次基礎専門科目専門科目専門科目3年次4年次詳しくはWebで!動画や在校生メッセージも!▶ 少子高齢化社会を迎え、保健・医療・福祉をとりまく状況が急速に変化し、看護の内容も複雑化・多様化しています。看護学専攻では社会の要請に応え、4年間で教養教育と看護師、保健師(選択)、助産師(選択)となるための専門教育を行います。豊かな人間性と高い教養、看護に関する幅広い専門知識と技術、高い倫理性と他者との協調性、これらを兼ね備えた人材の育成を目指し教育を実施しています。そして、保健・医療・福祉の分野で、指導力・創造力を有したコーディネーター役、リーダーシップの発揮できる看護職、国際協力を視野に入れた看護活動ができる人材の輩出を目標としています。 社会は2019年からのコロナ禍を経験し、社会生活は大きな転換期を求められました。それまで、少子高齢・人口減少という課題に直面していました。特に統計データ上は、秋田県は少子高齢・人口減少では、日本一の先進地域でした。これは、世界一という意味でもあります。 おりしも、2021年より保健学科棟はIII期計画で改築工事が進行しており、その準備として2019年より学内で将来の保健学科における教育、地域貢献や国際的な情報発信を議論しておりました。そのなかで大切に考えたことは、(1)人間力の高い人材育成、(2)社会に根ざした課題探求と論理的思考による問題解決、(3)国際的な情報発信でした。そのために、新しい保健学科で導入したことは、ICT、DXを積極的に導入、コンテンツの充実。これまでのe-Learningコンテンツやリモート授業のみならず、Virtual Reality、Augmented Realityを取り入れ、シミュレーション教育充実を進めています。また、保健学科棟改修における大きな変革は、地域医療職や住民と共に学び学術情報を発信する場を取り入れています。玄関から入ったフロアには、多様な学びができる大きな教室に入院設備や生活環境を再現しています。 これらの新しい社会を想定した学びの中で、世界に発信する学びを共有しましょう。 保健学科の教育課程は教養基礎教育、専門基礎教育、専門教育を系統立てて学ぶようになっています。 教養基礎教育科目は高い教養を身につけて幅広い人間性を培うための科目で、教養教育科目と基礎教育科目からなっています。専門教育科目のうち、専門基礎科目は専門科目を理解する基礎となる科目で、人間の構造・機能と精神及び医学周辺の知識を理解するための科目です。専門科目は医療専門職者となるための必須の科目です。卒業までに必要な単位数は右記のとおりです。秋田大学医学部保健学科学科長 安藤 秀明教教育育科目教教養養基礎●看護学概論Ⅰ・Ⅱ  ●看護基礎技術論 ●成人看護学概論●生活支援体験実習  ●看護職のキャリアデザイン【基礎教育科目】●情報処理  ●応用統計 ●医系理科 ●基礎医系生物学●生命倫理学 ●行動科学 ●コミュニケーション論●生体防御学 ●生活支援原論 ●栄養学●看護援助技術論 ●看護過程論 ●基礎看護学実習Ⅰ ●精神保健看護学概論●母性看護学概論 ●母性看護方法論Ⅰ ●小児看護学概論 ●小児看護方法論Ⅰ  ●急性期・周手術期看護方法論Ⅰ ●慢性期・終末期看護方法論Ⅰ●高齢期看護学概論 ●高齢期看護方法論Ⅰ・Ⅱ ●国際看護論 他●看護研究 ●基礎看護学実習Ⅱ ●臨床看護技術実習 ●院内感染対策論●急性期・周手術期看護実習 ●慢性期・終末期看護実習 ●高齢期看護実習●精神保健看護方法論 ●地域看護学概論 ●地域看護方法論(選択)●助産学専門科目(選択) ●急性期・周手術期看護方法論Ⅱ ●慢性期・終末期看護方法論Ⅱ●母性看護方法論Ⅱ ●小児看護方法論Ⅱ ●在宅看護論 ●看護管理学 他●精神看護学実習 ●母性看護学実習 ●災害看護論 ●小児看護学実習●地域看護学実習(選択) ●在宅看護実習 ●助産学実習(選択)●統合看護実習Ⅰ・Ⅱ ●統合看護演習●リスクマネージメント ●卒業研究 他必要必要単位数単位数豊かな教養に支えられた人間性、学問の進歩に対応しうる柔軟な適応能力と課題探求・問題解決能力を養い、医学・健康科学に対する充分な理解をもとに、人々の健康と福祉に貢献できる国際的視野を備えた人材を育成する。●教養基礎教育科目33単位以上●教養基礎教育科目33単位以上●専門教育科目100単位以上●専門教育科目100単位以上133単位以上133単位以上医学部の理念ご挨拶看護学専攻看護の心を理解し広く社会に貢献できる人にカリキュラム

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