秋田大学 理工学部 2023
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◯24分子自己組織化が創る電極インターフェース薬剤と標的タンパク質複合体のX線結晶構造准教授生命機能は電子が精密に制御された分子システムです。この生命機能をナノスケールで捉えるナノバイオ電極の創成を目指します。准教授薬剤とその標的となるタンパク質の相互作用を分子レベルで解析することによって、薬の作用機序を明らかにする。理 事教 授抗体を作る免疫細胞であるB細胞の生体内での分化や活性化を遺伝子工学を駆使して研究細胞は異常タンパク質を細胞骨格で隔離する助 教ヒトの細胞が不要になったタンパク質を認識して分解する機構を解析し、生命が維持されていくメカニズムを研究しています理論計算による光駆動型定速性分子回転モーターネッタイミノカサゴとその刺毒(タンパク質)の予測立体構造1) 生物活性天然物の全合成と活性機序の解明2) 人工生物機能分子の開発3) 有色天然物の全合成と色素機能の開発1)光誘起分子回転モーターの理論設計2)内部転換に関する非断熱効果の理論的研究3)長距離型エネルギー伝達分子系の理論設計構造、体内動態の解明2) 有害な脂質のヒト体内動態の解析教 授准教授助 教1) 魚や貝類のもつ毒(低分子化合物やタンパク毒)の性状や教 授細胞生物学に関する教育助 教生体外で免疫細胞の特性を調べるための機能的培養法を、細胞工学や遺伝子工学 を駆使して研究環産業・医療用タンパク質の立体構造と機能の解明、タンパク質ナノマテリアル材料の開発環状構造を利用した新規機能性分子の合成と、その機能・構造の解明教 授環状化合物金属錯体結晶構造准教授講 師生理的老化と病的老化(老化関連疾患)の違いをゲノムの守護神p53とそのアイソフォームとの関係性から探る助 教(協力教員)植物二次代謝産物(特にフラボノイドとリグニン)の生合成経路の解明と植物の利用特性向上を目指した研究注:◯24は2024年3月退職予定教員を示す。(リディア プイイン ラム)■コースの教員と主な研究テーマタンパク質分解が制御する生命維持の機構解明11Faculty of Engineering Science Akita Universityナノバイオ電極で生命科学を捉える分子構造に基づく薬剤の作用機序解明遺伝子制御による病気の治療法開発秋 葉 宇 一松 村  洋 寿疋 田 正 喜 拓田 村  コースの教員は単独またはグループで研究室を運用しています。グループの詳細はホームページをご覧ください。生命現象を制御する有機化合物の創成理論計算による新規な分子の設計人体に悪影響を及ぼす物質の見える化免疫細胞の機能的培養法の開発藤 原 憲 秀天 辰 禎 晃桐 明   絢久保田広 志本 田  晴 香細胞生物学生体反応を分子レベルで解明する生物機能を模倣する新規分子の合成と機能解明ゲノムの守護神p53と老化の関係を解明する植物二次代謝物の解析と利用特性向上にむけた研究尾 髙 雅 文近 藤 良 彦藤 田  香 里Lydia Pui Ying LAM化学系教員生命現象に関わる分子を研究しています。分子としては、細胞内のセカンド・メッセンジャーや医薬品のような小分子から、オリゴペプチドのような中分子、生物に作らせたタンパク質のような大きなものまでが研究対象です。生物学系教員生命現象を解明するため、生物が作り出す分子の細胞内での挙動を調べたり、新たな生体分子を探索したり、遺伝子工学で変異させた細胞や生物の挙動を調査したりしています。主に細胞や生物を扱う研究を展開しています。

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