秋田大学 理工学部 2023
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教養教育科目基礎教育科目専門教育科目物質科学科材料理工学コース材料理工学コースは、大学等で実施されている技術者教育プログラムの質を評価・保証する「JABEE(ジャビー)」が認めた教育プログラムとなっています。1年次では、材料分野の方向性や学習の動機付けを行います。また、広い視野や考え方を養うため教養科目を学ぶとともに、数学、物理学、化学、外国語などの基礎科目を学びます。2年次では、材料分野の基礎として、ナノからメゾスケールでの材料の構造、物性に関する科目を学びます。3年次では、材料の構造、機能、現象の解析法や理論に関する科目を学び、基幹産業や先端科学分野を支える専門知識を習得します。国際コミュニケーション能力を養成するため、外国人教員の英語による専門講義も取り入れています。4年次では、研究プロポーザル、卒業課題研究を通じ、専門分野での基本的なものの見方・考え方を身に付けます。また、自ら課題を設定し、解決のために仮説を立てて実行する力や表現力を養います。前 期■初年次ゼミ■主題別科目■大学英語Ⅰ後 期■スポーツ理論■主題別科目■大学英語Ⅱ■秋田の環境と資源■基礎線形代数Ⅰ・Ⅱ■基礎微分積分学Ⅰ・Ⅱ■情報処理の技法■基礎力学Ⅰ・Ⅱ■基礎化学Ⅰ・Ⅱ■基礎生物学Ⅰ・Ⅱ■基礎物理学実験■物質科学概論■基礎線形代数Ⅲ・Ⅳ■基礎微分積分学Ⅲ・Ⅳ■基礎情報学■基礎AI学■基礎電磁気学Ⅰ・Ⅱ■基礎化学Ⅲ・Ⅳ■基礎化学実験(2022年度入学生)※選択科目を含む。(年度学生)択科含前 期■主題別科目■Fundamental  English for   Materials Science■環境安全科学■多変数微分積分学 Ⅰ・Ⅱ■材料物理学■構造解析学■分子物理学■応用物理基礎■物理化学Ⅰ■材料組織学■製図基礎   ■材料理工学演習後 期■基礎データ サイエンス学Ⅰ■弾性体力学■金属材料学Ⅰ■セラミック材料学■固体化学■構造物質科学■結晶強度学■物理化学Ⅱ■電磁気学■量子論概論■材料理工学実験Ⅰ■技術者倫理■電子材料学■材料化学プロセス学■加工プロセス学■金属材料学Ⅱ■材料電気化学■材料評価学■固体物理学■表面科学■光物性科学■材料理工学実験Ⅱ■材料理工学特別講義Ⅰ《就職先》【大学院修了】AGCプライブリコ、DOWAホールディングス、JFEコンテイナー、JFEスチール、JFEテクノリサーチ、NOK、TDK、YKK AP、アイシン・エィ・ダブリュ、いすゞ自動車、日立金属ネオマテリアル、キオクシア、マイクロンメモリジャパン合同会社、三菱製鋼、ミネベアミツミ、ラピスセミコンダクタ宮城、愛知製鋼、アライドマテリアル、アルトナー、キャタラー、シーアイシー、タンガロイ、リケン、神戸製鋼所、日本製鋼所、木村鋳造所、三菱製鋼、東北特殊鋼、日本発条、富士通セミコンダクタ【学部卒業】JFE建材、MMCリョウテック、NDソフトウェア、青森市役所、秋田県庁、エデュースジャパン、ダイナム、ナスカ、警視庁、スミダ電機、テクノエイト、東北エプソン、トーヨーカネツ、ナパック、ミネベアミツミ、湯沢市役所、レイズネクスト、鷺宮製作所、IHI、アカシック、シーエックスアール、七十七銀行、ツガミ、トーキン、ライターム、角館芝浦電子、高田工業所、日本製鋼所、岩手労働局、国見町役場、三菱電機、秋田県教育委員会、秋田県庁、秋田労働局、小木曽工業、昭和電線ホールディングス、新日本テクノカーボン、青森オリンパス、青森地方検察庁、太平電業、大同メタル工業、登米市役所、東海理化電機製作所、東芝エレベータ、東芝ホームテクノ、東洋アルミニウム、東洋刃物、日軽情報システム、日研トータルソーシング、日発精密工業、日本年金機構《進学先》【学部卒業】秋田大学大学院、北海道大学大学院、筑波大学大学院、新潟大学大学院、奈良先端科学技術大学院大学、東北大学大学院●高等学校教諭一種免許状(理科、工業)●高等学校教諭種免許状(科業)所定の科目・単位を修得し、卒業すること等により取得できます。●技術士・技術士補卒業すること等により、試験の一部が免除されます。●危険物取扱者所定の科目・単位を修得すること等により受験できます。●火薬類取扱保安責任者所定の科目・単位を修得し卒業すること等により、試験の一部が免除されます。学部卒業生進路割合(最近2年間)進学 44.8%建設業 3.1%前 期後 期■外国文献講読■Active English for  Materials Science■機能材料学■機能表面工学■機能無機材料学■材料プロセス学■エネルギー変換材料学■計算材料科学■材料理工学実験Ⅲ■材料理工学特別講義Ⅱ■創造工房実習■地域産業論Faculty of Engineering Science Akita University18製造業 30.2%公務員9.4%他業種9.4%情報通信業 3.1%前 期後 期■テクニカルコミュニケーション■研究プロポーザル■品質管理■卒業課題研究(最近2年間)(最近2年間)1年次コースの特徴カリキュラムの特徴履修モデル2年次3年次取得可能な資格卒業生の主な進路4年次先端機能材料を開発し、人間社会を豊かにする材料理工学コースでは、原子配列や電子状態などのナノスケールレベルの現象から材料の性質が生まれる仕組みを学んだ後、その仕組みに基づいて発現するマクロスケールレベルの材料の物理的・化学的性質を学ぶという、段階を踏んだ教育プログラムを構成しています。また、今日の社会が直面するエネルギー、環境などの問題に対応するため、従来型の材料工学をさらに進めて、ナノサイエンス・コンピュータシミュレーション・情報科学の開発手法を積極的に取り入れながら、次世代先端材料やレアメタルなどの希少元素に代わる代替材料の開発を推進するための教育研究活動を実践しています。

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