資源学実習10資源を取り巻く国際情勢や政策・法制度を理解し、関連する政治学や経済学、資源国とのビジネスや国際協力などを学ぶとともに、その背景となる資源地域の文化や歴史、宗教についての知識も深めます。世界を対象とした資源分布の予測と新たな地球資源の可能性を探究するため、地質学、鉱床学などの最先端地球科学を基礎とした地球史をダイナミックに考察します。限りある地球資源を持続的かつ有効に活用するため、地球環境に調和した資源開発・生産技術、リサイクル・精錬技術、環境保全などに関わる専門分野を学びます。コースの概要どんなことを学ぶのか/主な授業・分野世界レベルの資源学を学び世界の資源フィールドへ事前事後学習●世界を舞台にビジネス展開する資源系会社・商社●資源政策に関わる国や自治体の関係機関●発展途上国で開発援助事業に携わる会社・機関●技術開発マネジメントを担う公的機関・研究機関●資源系大学教員・研究員 など●国際的に活動する鉱物資源系会社●石油・天然ガス系会社●資源探査系コンサルタント●資源探査・開発に関わる国や自治体の関係機関 ●研究機関●資源系大学教員・研究員 など●国際的に活動する資源開発会社 ●資源系プラント会社 ●資源系商社●国の資源政策機関 ●研究機関 ●資源系大学教員・研究員 など海外資源フィールドワーク国際資源クリエイティブ演習フィールドワークのためのどんな人材を育てるか●活躍できる分野3年次資源政策コース資源地球科学コース資源開発環境コース1年次教養教育科目基礎教育科目I-EAP集中大学英語プログラム2年次専門教育科目●ディスカッション演習 ●ディベート演習●専門プレゼンテーション技法卒業課題研究4年次世界をリードする教授陣 国際資源学部には、専門技術、国内外での人脈の蓄積を礎とした「資源生成メカニズムの解明から資源探査、開発・生産まで」を国内外で唯一体系的に一貫して学べる基盤があります。学部は世界の資源学の第一線で活躍する研究者を結集し、資源学のナショナルセンターとして活動しています。文理融合の資源教育 国際資源学部は、理学系と工学系に文系を加えた3つのコースから構成されますが、それぞれの分野は互いに密接に関係しています。したがって、資源経済を理解する資源地球科学技術者、地球の歴史を概観できる資源政策スペシャリストのような互いの専門を学ぶことができます。英語で学ぶ専門教育科目 外国人教員や留学生との交流、研究成果の国際学会での発表など、日常的に英語が行き交うグローバルな環境を提供します。1・2年次は英語集中プログラム(I-EAP)で英語の基礎力を養い、2年次以降すべて英語で行われる専門教育科目の履修で高度な資源学の専門力を身につけます。最先端資源学研究 海外の資源開発最前線に赴き、約4週間の「海外資源フィールドワーク」で資源学の重要課題を学びます。ここで得た課題は、第一級の研究機器を利用した卒業課題研究、および国内外の連携研究機関との共同研究から解析が行われ、成果を国際誌に発表するチャンスが与えられます。国際資源学部カリキュラム 国際資源学科 地球規模の資源エネルギー問題解決に向けて、国際的な視野をもち、実践的能力を育む
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