所属（学科・コース・講座等）学校教育課程 初等中等教育コース 准教授 松本 奈緒学校教育課程 初等中等教育コース 准教授 渡邊 和仁学校教育課程 初等中等教育コース 講 師 石原 慎司学校教育課程 初等中等教育コース 講 師 岡 英里奈学校教育課程 初等中等教育コース 講 師 加納 隆徳学校教育課程 初等中等教育コース 講 師 髙橋 茉由学校教育課程 初等中等教育コース 講 師 松下 翔一学校教育課程 初等中等教育コース 助 教 川辺 茜学校教育課程 初等中等教育コース 助 教 坂本 英駿教員名（職名・氏名）研究テーマ体育学習における学習者の認知研究運動時の呼吸循環応答とその調節機構指揮法、および、音楽科教育に関する研究日本近現代文学・文化における地方の描かれ方、マイノリティの表象について社会科教育学（主に公民系教育分野）、法教育論自己理解・他者理解を促す学習の研究～文学作品を用いた学習を中心に～アスリートの競技力向上に関する研究近現代の声楽作品の演奏と解釈現代日本画制作と狩野派に関する論考との往還による研究研究内容学習者がどのように体育の学習を捉えたか、何を学習したのかについて研究しています。具体的には、小学校中・高学年を対象としたムーブメント教育、中学生を対象とした体ほぐしの運動の授業やリズムダンスの授業を研究の対象としています。研究方法については、漫画のせりふ等に用いられる「ふきだし」に学習者に自由に記述してもらうふきだし法、体育の授業について絵に描いてもらいその絵を分析する描画分析を用いています。運動を行うとからだの様々な機能が活性化します。それがどのような仕組みによって起こるのか、またそれが個人によってどのように異なるのかについて、主に呼吸や血液循環の反応を中心に研究を行っています。最近は、特に暑熱ストレスや体水分損失（脱水）による影響に着目し、その解明に向けて検討を進めています。その成果をもとに、スポーツ活動時の安全性向上や質の高いトレーニング法の開発等へ応用することを目指しています。音楽科でどのような授業が可能なのか、どのような学力が得られるのか、効果的な授業方法論とは何かなど、多くの問いに答えるべく研究をしています。加えて、指揮法は音楽科の授業を担当する教師にとって必要不可欠な技術ですが、これを授業で用いる際の教育効果についても関心があります。指揮の実技研究は、ヨーロッパでオーケストラを指揮したり、大学内でオーケストラを編成して音楽会を企画するなどしています。日清戦争後に流行した「深刻小説」や、日露戦争前後から昭和初期にかけて活動した島崎藤村、また戦後作家の水上勉などを主な研究対象としています。総じて、日本近現代文学の中で、地方や被差別者などの周縁化された人々がどのように描かれてきたのか、文学が現実の歴史や政治の問題とどのような関わりを持ってきたのかということに関心を持っています。学校における社会科の授業をより良くするために、教科に関わる目標や内容、方法に関わる教科教育学について研究をしています。そのなかでも、法教育と呼ばれる分野を中心に研究を進めており、「法」や「ルール」は必要なのか？、「ルール」を守る理由は？といったことを、学校で取り扱えるように、教材開発・実践研究を行っています。最近は法教育に関わって、参加型学習の研究も進めており、「話し合い」活動の意義や方法についても関心をもっています。あなたのその言動はどんな価値観や信念で行っていますか。相手は、なぜあんなことを言ったのでしょうか。人と人がすれちがってしまうのは、その背後にどんな思いが隠れているからでしょうか。このような問いを、文学作品を読む学習を通して明らかにしていきます。それが自己の理解、他者の理解につながります。そんな研究をしています。スポーツにおけるアスリートは、自らの能力を限界まで高めながらパフォーマンスを競うべく、各種のスポーツ特性に適した専門的体力や技術力、戦術力を身に付けますが、私は各種のスポーツパフォーマンスを効果的に高めるトレーニング理論を構築し、新しいトレーニング方法論を開発する研究を行っています。主に、ジャンプ力を効果的に高めるトレーニングや、技術の動作分析、指導におけるコーチングモデルの開発などを中心に、研究しています。主に19世紀末以降のドイツ歌曲を対象として、詩や楽曲を分析したり、実際に演奏を行ったりしています。同じ楽曲でも、演奏者の解釈次第で演奏表現が様々に変化しうるので、楽譜や音楽と向き合うことは面白いのです。最近は、拍子や調性のない楽曲や、特殊な演奏表現（「歌う」以外の声色を使用するもの、身体表現を伴うもの等）を含む、現代の声楽作品の学習方法・演奏方法について調査・研究しています。皆さん、狩野派を知っていますか？狩野派は、日本絵画史における最大の画派です。私は、室町時代に生まれた初期狩野派をはじめ、寺社仏閣や城に描かれた狩野派の障壁画の描法やその変遷等、様々な角度から400年続いた狩野派の系譜について研究しています。多くの魅力的な狩野派の絵師達がいますが、その中でも、最後の狩野派であり、最初の日本画家である狩野芳崖に私淑しています。狩野派を知り、狩野派に学び、これらの狩野派研究をふまえた現代日本画を描いています。-9-
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