所属(学科・コース・講座等)医学科 精神科学講座医学科 微生物学講座医学科 微生物学講座医学科 微生物学講座医学科 微生物学講座医学科救急・集中治療医学講座医学科救急・集中治療医学講座医学科救急・集中治療医学講座医学科 薬物動態学講座医学科 薬物動態学講座医学科 分子生化学講座医学科 分子生化学講座教員名(職名 氏名)助 教 今西 彩教 授 海老原 敬助 教 高須賀 俊輔助 教 立松 恵教 授 海老原 敬助 教 高須賀 俊輔助 教 立松 恵助 教 高須賀 俊輔助 教 立松 恵教 授 中永 士師明准教授 奥山 学助 教 佐藤 佳澄教 授 中永 士師明特任助教 北村 俊晴教 授 中永 士師明教授 三浦 昌朋教授 三浦 昌朋教 授 田中 正光准教授 栗山 正助 教 伊藤 剛教 授 田中 正光准教授 栗山 正助 教 伊藤 剛研究テーマ過眠症の眠気と発達障害の眠気について免疫細胞による炎症の記憶遺伝子改変疾患モデルマウスの開発成長障害の分子機構好中球分化制御についての研究急性血液浄化療法の開発救急医学からみた自殺の現状とその対策に関する研究院内トリアージ方法の研究薬物の定量方法の開発個別化治療法の開発がんのサポーター達ピンチの切り抜け方(がん生物学)研究内容過眠症での「眠気」と、発達障害での「眠気」は違うものなのかを、睡眠検査デバイス、心理検査、評価尺度などを用いて調べ、発達障害の患者さんの悩みである眠気のメカニズムと治療法を研究しています。最近、BCG接種によりコロナウイルス感染症を軽症化できるのではないかという噂を耳にしたことがあると思います。BCGとコロナウイルスは異なる病原体なので、免疫細胞の病原体に対する記憶という概念では、この現象は説明付きません。そこで、私たちは、免疫細胞による炎症の記憶に関する研究を進めています。病気が発症する仕組みは多くの動物で保存されています。胚性幹細胞(ES細胞)の遺伝子操作によって、特定の遺伝子機能が異常なマウスを作製しています。がんやアレルギー、炎症性疾患、神経変性疾患、心筋症、代謝異常症などのヒト疾患とよく似た病態を表すマウスを活用して、疾患原因の解明や治療法の探索を行っています。細胞内のエネルギーを産生するミトコンドリアの機能障害は、さまざまな臓器・組織での臨床症状の発現につながります。私たちは、生後の発達障害を示すマウスの肝臓ミトコンドリアに、異常な脂質が蓄積していることを発見しました。この脂質の機能と発達障害が起きる仕組みの解明を進めています。好中球は細菌感染に対する防御反応において非常に重要な細胞で、不足すると様々な感染症を引き起こします。好中球減少症に関連する好中球分化障害のメカニズムを解明するための研究を行っています。重症患者に対して新しい血液浄化療法を開発し、生存率を向上させる研究を行っています。秋田県で救急搬送された自殺企図症例の追跡調査を行っています。そして、自殺予防対策の一環として、精神救急対応のコース(PEECコース)を開催し、自殺企図者への対応を講じています。救急搬送を円滑に行い、救命率を向上させるためのトリアージ(緊急度判定)の研究を行っています。特に秋田県内の介護施設からの救急搬送を円滑に行うために新しいシステムの構築を行っています。血液や尿中、細胞中の薬の濃度を正確に定量できる測定方法を新規に開発しています。薬の効果や副作用は、血液中の薬の濃度と相関することから、指標とすべき血液中薬物濃度の値を見出し、患者さんに最適な薬の投与量を血液中の濃度から決める研究をしています。悪性腫瘍(がん)は癌細胞が主役として解析されてきましたが、最近はそれを取り巻く細胞達(間質細胞)が癌細胞を助ける、いえもっと積極的にリードしている様子が分かりつつあります。イケメンで優しかったジェダイもダークサイドに落ちてしまう事があるように、元々は正常組織だった間質細胞が、どういう経緯で癌細胞をサポートするようになるのか?その中には線維芽細胞、マクロファージや脂肪細胞など多種類の間質細胞が含まれます。これら癌のサポーター達の間でどういう連携をとっているのかを調べる事で、後方支援や癌細胞をけしかける事を止めさせる新規治療を目指しています。癌に対して多くの化学療法(抗癌剤による治療)が現在行われていますが、それらの薬に抵抗して耐性を持つことが、癌治療の大きな問題点です。実際の抗癌剤治療を受けた患者さんの標本を顕微鏡で見ると、元とはだいぶ顔つきが変わった癌細胞が多く見られる事があります。実はこれ、癌細胞が薬による死から逃れようとして変顔になっている現場ではないかと思い調べています。主に細胞分裂のシステムを特別にする事でピンチをやり過ごし、投薬を止めるとまた通常のモードに戻る仕組みなどを研究しています。-23-
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