所属(学科・コース・講座等)医学科 臨床腫瘍学講座医学科 臨床腫瘍学講座医学科 臨床腫瘍学講座医学科 地域がん医療学講座医学科 器官・統合生理学講座医学科 器官・統合生理学講座医学科 心臓血管外科学講座医学科 心臓血管外科学講座医学科 心臓血管外科学講座医学科 心臓血管外科学講座医学科 心臓血管外科学講座教員名(職名 氏名)教 授 柴田 浩行助 教 島津 和弘教 授 柴田 浩行助 教 吉田 泰一教 授 柴田 浩行助 教 田口 大樹教 授 柴田 浩行教 授 沼田 朋大准教授 田頭 秀章助 教 佐藤 かお理教 授 沼田 朋大准教授 田頭 秀章助 教 佐藤 かお理教 授 中嶋 博之教 授 中嶋 博之教 授 中嶋 博之医 員 荒井 岳史講 師 高木 大地助 教 桐生 健太郎研究テーマ「がん」の糧道を断て!「がん」を予防できるか?がんの「クスリ」を求めて秋田大学のがん治療の均てん化を目指した取組みー「がんプロ養成の歩み」光刺激でからだの機能制御する方法に関する研究漢方薬がなぜ効くのかを明らかにする研究虚血性心疾患の心機能低下に対する冠動脈バイパス術の効果大動脈解離と胸部大動脈瘤における腸内細菌叢の影響安全なオフポンプ冠動脈バイパス術と動脈グラフトの正しい使い方心臓手術後の効果的で安全な心肺蘇生方法の普及心臓血管外科周術期における骨格筋電気刺激によるリハビリテーション研究内容難攻不落の「がん」を支えるライフ・ライン、「腫瘍血管」。このアキレス腱を攻撃する治療法に挑む。毒物ではなく、毎日の食事で、「がん」を未病のうちに抑える。そこに免疫細胞の働きは?「医食同源」の実現を目指す。「クスリ」はどうやって作るのか。それには神が創る場合と人が神を真似て作る方法とがある。創薬はいわばトレジャー・ハンティング。誰が幸運を射止めるのか?「秋田県がんワースト1位」。テレビから自虐とも言えるセリフが流れてくる。2007年、がん対策基本法が制定された当初、がん拠点病院の指定ゼロだった秋田県で、文科省のがんプロフェッショナル養成プランと連動した3期15年間の秋田大学の歩みを示す。令和元年、がん医療はゲノム医療時代を迎えた。世界の進歩をキャッチアップし、地域医療に生かす必要がある。現代は、まさにスピード時代。一刻の猶予も許されない。体を傷つけない刺激によってからだの機能を調節する技術は、魅力的です。本講座では、化学、薬学、医学といった分野を横断したを融合研究によって、光刺激でからだの機能を制御する技術を開発しています。漢方薬は経験的に効果があることが知られているが、それがどのように効いているか、分からないままです。本講座では、そのような身近に感じる疑問を明らかにするため、分子生理学や生化学で扱う技術を用いて、漢方薬の作用メカニズムの解明を目指して、研究しています。急性心筋梗塞や虚血性心筋症における心機能低下例では、手術リスクは高く、冠動脈バイパス術を行っても心機能が回復するとは限りません。手術効果が得られるかどうか、どのくらいの機能回復が得られるか、術前に確実な判断を可能とするために、これまでの症例を後ろ向きに解析しています。大動脈解離や胸部大動脈は、手術のリスクが高く、生命に危険を及ぼす疾患です。近年では、動脈硬化にも、腸内細菌叢が関わっていることが明らかとなっています。手術後の合併症や、遠隔期の破裂や拡大、再手術と腸内細菌叢との関連性を調べて、動脈硬化の起きにくいサプリメントの開発に繋げたいと考えています。冠動脈バイパス術を心臓を動かしたまま行う手術は、極めて難易度の高い手術ですが、患者さんの負担を軽減し、合併症を防ぐ効果があります。長期的に手術の効果が続くためには、内胸動脈など、動脈グラフトの正しい使い方がカギとなってきます。心臓手術後には、一部の患者さんでは、ICUや病棟で急変することがあります。こういったときでも、落ち着いて正しい対処を迅速に行うためにチームでの取り決めを共有して訓練しておくことが重要となってきます。心臓の手術では心臓を一度止め、その後再鼓動させる必要があります。手術の負担が大きく、術後は薬で眠った状態で、集中治療室で数日過ごすことになります。術後のリハビリは特に高齢者において早く進めていくの理想ですが、このような理由から、自発的な運動は困難です。そこで昔のアブトロニック、今はシックスパッドの様な装置を鎮静下の患者に使用することで術後早期からのリハビリを行い、術後の筋力維持、QOLの改善への貢献を研究しています。-27-
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