秋田大学 令和7年度 高校生のための研究者・研究内容紹介
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所属(学科・コース・講座等)医学部附属病院リハビリテーション科医学部附属病院リハビリテーション科医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科皮膚科学・形成外科学講座医学科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学医学科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学医学科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学医学科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学医学科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教員名(職名 氏名)教  授 宮腰 尚久准教授  粕川 雄司助  教 工藤 大輔教  授 宮腰 尚久准教授  粕川 雄司助  教 工藤 大輔教 授 河野 通浩教 授 河野 通浩教 授 河野 通浩教 授 河野 通浩助 教 山川 岳洋教 授 河野 通浩助 教 野口 奈津子教 授 河野 通浩助 教 能登 舞教 授 山田 武千代教 授 山田 武千代教 授 山田 武千代教 授 山田 武千代助 教 山田 俊樹助 教 遠藤 天太郎医 員 加谷 遥教 授 山田 武千代助 教 椎名 和弘研究テーマ高齢者の転倒防止を目的とした6軸座位バランス機能評価・訓練装置の開発新型リハビリテーションロボットの開発皮膚バリア機能の研究からアトピー性皮膚炎を治療し、予防する皮膚の遺伝病のあたらしい治療法の開発(1)〜色素異常症〜皮膚の遺伝病のあたらしい治療法の開発(2)〜拘束性皮膚障害〜乾癬におけるよりよい治療薬剤の選択のためのコンパニオン診断法の確立高齢者のアトピー性皮膚炎の病態解明と診断法の確立皮膚がん切除後に皮膚に起こる現象の解明アレルギー性鼻炎好酸球性副鼻腔炎頭蓋底手術アレルギー疾患と自然2型リンパ球難聴と遺伝子研究内容高齢者の転倒予防においてバランス機能評価は非常に重要ですが、立位及び歩行でのバランス機能評価は評価そのものが転倒リスクとなり正確なバランス機能評価を行えない場合があります。私たちは座位という安全面でのメリットを確保しながらバランス能力の評価を可能にするため、座面に水平外乱刺激を加えた状態で重心動揺が計測できる座位バランス機能評価装置を開発しました。本研究では装置を更に発展させ、座面に三次元的に任意の外乱刺激を加えられるシステムを開発しより安全で正確なバランス計測装置を開発しています。病気や怪我で手足が不自由な患者さんのリハビリテーションを行う新型ロボットを、理工学部機械工学科や秋田工業高等専門学校などとの共同研究で開発しています。将来は、再生医療におけるリハビリテーション医療の強力なツールとして実用化が期待されています。皮膚の表面にある角質は、外界から体を守るバリアとして働いており、アトピー性皮膚炎の発症にも関係していることが分かっています。私たちは、(1)培養細胞で、このバリアの重要成分であるセラミドの解析を行い、新しい治療法の開発を目指しています。さらに、(2)角質バリアの強さには、生まれつきの体質、つまり遺伝子も関係しているので、皆さんの遺伝子を解析して、アトピーだけでなく、食物アレルギーや花粉症などの予防をする方法の開発を目指しています。いろいろな皮膚の遺伝病が知られていますが、治療法が開発されている病気はほとんどありません。私たちは、これまでに患者さんの協力により遺伝子解析を行い、(1) 遺伝性対側性色素異常症、(2) 網状肢端色素沈着症の2つの皮膚の遺伝病の原因遺伝子を突き止めることに成功しました。現在、これらの病気の治療法を開発しています。命に関わるような皮膚の遺伝病もあります。遺伝子の異常によっておこる、拘束性皮膚障害は非常に稀な病気ですが、この病気の赤ちゃんは生まれて数日のうちに亡くなってしまいます。私たちは、この病気の遺伝子診断を行い、また、遺伝カウンセリングを行っています。また、新しい治療法の開発も行っています。尋常性乾癬という皮膚の病気は、これまで治療が難しい皮膚病のひとつでした。近年、乾癬の病態が明らかになってきて「生物学的製剤」という薬剤が次々と登場し、治療に役立っています。ただ、患者さんにどの薬剤を使うかは現在のところ、医師の経験と勘に頼っています。私たちはひとりひとりにとってベストな治療薬を選ぶ方法を確立するため、研究を行っています。アトピー性皮膚炎は子供だけの病気ではありません。お年寄りでもアトピー性皮膚炎の患者さんは多くいらっしゃると思われますが、高齢者ではかゆみの出る皮膚病がたくさんあり、それを区別して、アトピー性皮膚炎としっかり診断するのは現在でも難しいのが現状です。そこで高齢者のアトピー性皮膚炎の特徴を見いだし、よい診断法を見つける研究をしています。皮膚がんの中で最も悪性度が高いメラノーマでは、十分切除したにも関わらず、その外側の皮膚にメラノーマが残ってしまう現象がみられます。これはメラノーマの取り残しなのか、早期の再発なのか、それとも全く別の意味を持つ細胞なのか?これを解決することで、メラノーマの手術法が変わる可能性がある研究です。難治性のアレルギー性鼻炎の病態を明らかにしてそれらを克服する新しい治療を開発するため研究しています。好酸球性副鼻腔炎・難治性上気道アレルギー疾患の新しいエンドタイピングと診断・層別化医療。新規治療の開発を目指しています。カビ、細菌に対するアレルギーによる副鼻腔炎の病気のメカニズム解明のための研究をしています。手術の侵襲を軽くするために、頭蓋底手術に対する内視鏡手術の新しい方法を開発しています。難治性の気道アレルギーのマウスモデルと臨床サンプルを用いて自然2型リンパ球のメカニズムを探ります。新生児スクリーニングで難聴がどの程度存在するか長年にわたり調査し、人工聴覚臓器の手術を考えて、遺伝子を調べて研究を行っています。-30-

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