所属(学科・コース・講座等)医学科医学教育学講座医学科 医療情報学講座医学科 医療情報学講座医学科 医療情報学講座医学科 医療情報学講座医学科 器官・統合生理学講座医学科 先端医学研究推進講座 特任教授 藤田 浩樹教員名(職名 氏名)准教授 ウッド ドナルド教授 大坪 徹也教授 大坪 徹也准教授 片平 昌幸助教 細見 亮太教 授 沼田 朋大助 教 佐藤 かお理研究テーマ文化・経済人類学、民俗学に関する研究、医学英語教育学に関する研究医療施設間の情報共有のあり方に関する研究地域医療システムのパフォーマンス評価に関する研究ICT,E-Learning等を活用した教育支援システムに関する研究医療における画像を用いた姿勢把握技術の在り方の研究細胞の大きさの調節に関する研究インクレチンの膵外作用に関する研究研究内容文化・経済人類学、民俗学の観点から、日本における中央と地方との関係、地域社会、干拓地・農村社会の研究、経済地域の歴史と民俗史の研究を進めております。特に、17年にわたって大潟村の歴史と社会を研究し、その成果を世界に発信しております。また、医学英語教育学に関する研究も進めております。最近では、吉田三郎著、1938年出版の『男鹿寒風山麓農民日録』の英訳を完成させました(ハワイ大学出版局より2025年出版予定)。診療に関する情報を複数の医療施設間で供覧し、よりよい医療を実現するという理念の実現に向けて、医療者と患者の双方にとって望ましい情報共有の仕組みについて研究しています。地域医療システムはその地域の医療機関で構成されますが、人口動態を鑑みて各医療機関の機能や機関同士の連携を見直す必要があります。データサイエンスを用いて地域医療システムのパフォーマンスを分析することで、よりよいシステムへの意思決定の支援を行います。E-LearningなどのICTを活用した教育支援システムは、近年のコロナ禍の状況下における遠隔教育の広がりなどに伴いますます重要性が増しています。本講座では、情報リテラシー教育におけるE-Learning教材の開発や学習効果の分析評価、提出課題自動判定等の講義サポートシステム、動画教材の視聴動向分析などについての研究を行っています近年の画像認識技術の向上によって、スマートフォンなどで撮影した画像上にいるヒトの姿勢情報を抽出できるようになりました。この技術はスポーツやゲームの領域で広く活用されていますが、医療分野での活用はまだ道半ばです。高い精度や妥当性を必要とする医療分野でどこまで活用できるのか、またどのような貢献できるのか、新しい技術によってどのような医療が世の中に現出すべきなのか、その在り方を研究しております。からだの中の細胞は、たとえ低浸透圧や高浸透圧の異常な状況においても細胞が破裂したり壊れることはありません。それは、細胞が自分で細胞の大きさを調節する機能も持っているからです。本講座では,細胞が大きさを調節する「しくみ」を分子レベルで明らかにするため、イオンの流れの測定や遺伝子操作技術を用いて研究しています。インクレチンは血糖依存的に膵臓からのインスリン分泌を促進して血糖値を低下させる消化管ホルモンでありますが、このホルモンは膵臓以外の様々な臓器においても保護作用をもたらすことがわかってきました。本講座では,インクレチンの脳や腎臓に対する保護作用のしくみについて研究しており,インクレチンに基づいた認知症や慢性腎臓病の新しい治療法の開発を目指しております。-35-
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