秋田大学 令和7年度 高校生のための研究者・研究内容紹介
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所属(学科・コース・講座等)保健学科 看護学講座臨床看護学分野保健学科 看護学講座臨床看護学分野保健学科 看護学講座母性看護学分野保健学科 看護学講座母性看護学分野保健学科 看護学講座母性看護学分野保健学科 看護学講座母性看護学分野保健学科 看護学講座母性看護学分野保健学科 看護学講座小児看護学分野保健学科 看護学講座小児看護学分野保健学科 看護学講座高齢期看護学分野保健学科 看護学講座高齢期看護学分野保健学科 看護学講座地域看護学分野保健学科 看護学講座地域看護学分野保健学科 看護学講座地域看護学分野教員名(職名・氏名)助 教 髙階 淳子助 教 宗村 暢子助 教 田中 雄太教 授 成田 好美教 授 成田 好美講 師 工藤 直子助 教 熊谷 優花助 教 須田 智美教 授 大高 麻衣子助 教 齋藤 雅世教 授 鈴木 圭子講 師 永田 美奈加准教授 長岡 真希子准教授 長岡 真希子助 教 藤田 智恵助 教 佐藤 亜希子教 授 工藤 由紀子助 教 武藤 諒介助 教 藤田 智恵研究テーマリンパ浮腫ケアに関する研究救急・集中治療領域における緩和ケアに関する研究妊娠期における歯周病菌検出の臨床的意義出産不安を抱く妊婦の自律神経活動と心拍変動バイオフィードバックの効果出産後の母親のストレス軽減に向けた呼吸法の効果女性看護師のストレス軽減に関する研究災害時の健康情報管理子どもの骨発達とスポーツ障害予防について小児がん経験者の疲労感に対するライトエクササイズの影響高齢期の健康増進とケアに関する研究高齢者の虐待防止に関する研究地域医療連携、退院支援、地域の健康づくりに関する研究在宅療養に関わる専門職の個人情報の取扱いに関する研究地域包括ケアシステムに関する研究研究内容リンパ浮腫は、リンパの流れが滞ることで起こるむくみです。多くはがん治療でリンパ節を切除したり放射線治療などによっておこります。リンパ浮腫の症状を緩和するためのケアやリンパ浮腫に悩む方々の生活に関する研究しています。救急医療や集中治療を受ける患者さんやその家族は、様々な苦痛を抱えています。その苦痛を緩和するための研究をしています。妊娠期の歯周病は早産や低出生体重児の出産と関連があり、歯周病対策が必要である。妊娠初期から末期にかけて唾液を採取し、歯周病菌の4つの菌を、PCR-インベーダー法にてスクリーニングしました。そして妊婦健診時のデータ、食生活、日常生活、口腔ケアとの関連について分析し結果、歯周病対策に重要な菌種はPi菌、Pg菌であることがわかりましたが、口腔内からの除去は一般の口腔ケアでは難しいことから専門家によるケアの必要性が示唆されました。妊娠末期の出産不安が自律神経活動に与える影響を、健康な妊婦を対象に調べ、出産不安を軽減する方法として心拍変動バイオフィードバック(専用機器を使用して行う呼吸法)の効果を検証しています。出産後の母親のストレスを軽減する目的としての呼吸法の効果について研究しています。小型の器械を使って、その人の呼吸リズムに合った呼吸法(心拍変動フィードバック)を毎日5~10分くらい行い、母親のストレス程度が軽減することが分かりました。夜勤をしている女性看護師のストレスを唾液と自律神経から調べ、ストレスを軽減するゆっくりとした呼吸法(心拍変動バイオフィードバック法)の効果について研究しています。災害時に妊婦や母子が、自身で健康情報を管理し避難できるように、平常時からの防災対策について研究しています。小学生、中学生を対象に超音波診断装置を用いて骨の発達について調査しています。また、骨発達に合わせて、スポーツ障害を予防できるようにストレッチなどの支援方法を検討しています。中学生、高校生の小児がん経験者を対象に、がん治療後の疲労感に対するライトエクササイズの影響について研究しています。日本は長寿国として知られていますが、平均寿命の延長と共に世界各国で健康寿命の延伸が課題となっております。そのため、どのような要因やケアが高齢者の健康増進及び生活自立に関係するかを、身体・心理・社会面から調べています。高齢者に対する虐待など人権に関わる問題が起きています。高齢者の権利や尊厳を守るために、虐待が起こる背景や予防策に関する研究をしています。保健・医療・福祉に関わる職種間の連携や、病院を退院しても安心して治療を続けながら生活するための支援、地域の健康づくりについて研究しています。訪問看護や訪問介護、ケアマネージャーなどの専門職の方々が、在宅療養している方々の個人情報を安全に取扱い、ケアに有効に活用できるようにするため研究をしています。高齢になっても住み慣れた地域で安心して生活するための支援について研究しています。-38-

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