教員名(職名 ・ 氏名)我々の日常生活に不可欠な石油の値段は何故乱高下するのか。エネルギー資源の安定確保はどのようにすれば可能なのか、などの疑問を出発点として、主にユーラシア大陸におけるエネルギー資源を巡る対立について、その原因や解決手段について国際政治の観点から研究しています。その上で、地球規模での統治秩序である「グローバル・ガバナンス」のあり方を模索し、日本が国際政治の場裏で取るべき施策・戦略についても考えています。地下水は目に見えないため、どのように・どれくらいのサイクルで・どれくらいの量が流れているのか想像することが難しい水資源です。そのためか、日本を始め世界各国ではこの地下水に関する様々な問題が発生しています。地下水の現状を地理的分布・地下構造探査・水質分析を複合的に用いて可視化することで、乾燥地域や日本各地の諸問題を解決すべく研究を進めています。グローバル化が進んだ世界では、多くの人が生まれた土地から移動をしています。この流れは日本も例外ではなく、日本には300万人を越える長期滞在外国人が居住し、もはや日本も多民族が住む国になりつつあります。すなわち、日本も多文化共生社会に向けて歩み始めています。もちろん、違う文化的背景を持つ人たちが共生するということは、そこには摩擦が生じます。しかし、欧州ではその摩擦を緩和し平和に共存する社会を目指して、国際機構によって政策が立案されています。日本の未来を考えること、それは多文化社会を考えることにほかなりません。欧州の先例を学ぶことは、日本の未来を考えることにつながります。I have researched the industrialization of dairy farms inHokkaido,human-companion animal relationships in Osaka andTokyo, Japanese involved in the Jamaican popular dancehallmusic industry, and the importance of affect, environment andikigai on rural vitalization (not re-vitalization) in Hokkaido (andAkita in the future) in terms of NPO participation or outdoorpursuits for example.私たちの日常生活においてCO2排出量を少なくしようとすると、より費用がかかったり、不便になったり、より時間がかかったりします。発電部門や産業部門(製造業)でもCO2排出量を削減しようとすると、高コストになります。このようにCO2排出削減は他の目標と「トレードオフ」の関係にあります。このトレードオフをできるだけ小さくするエネルギーの使い方(エネルギーシステム)を分析し、それを実現するための提言を行っています。I focus my research on how people learn a new language; howmotivation, imagined selves, and other mental constructsinfluence learning. I am also interested in how TV and filmsdevelop characters, and how these characters fit into thelinguistic and semiotic landscape of the larger text.人々が身に着ける装飾品や服は、着用する人の出身地、性別、年齢、経済力、ファッションセンスを表すと同時に、その人が所属する地域の文化、時代、政治的背景も映しだします。中東・湾岸地域の服装は、イスラーム教の教えに基づきながらも、自然環境や歴史的なイベントの影響を受けながら発展してきました。近年では、国民と外国人を区別したり、自国の文化を維持するために服装が使われており、それらが社会に及ぼす影響を、個人の体験談に焦点を当てて考察しています。専門は国際人権法と国際政治学で、「ビジネスと人権」という国際規範がどのように形成され、経済状況も価値観も異なる各国にどのように受け入れられているのか(もしくは力を失ってきているのか)について、国際政治過程と国内政治過程の両方を踏まえつつ研究しています。「ビジネスと人権」とは、世界のどこで活動しようとも、ビジネスには人権を尊重する責任がある、といったコンセプトの規範です。資源政策コース資源政策コース資源政策コース資源政策コース資源政策コース資源政策コース資源政策コース資源政策コース研究テーマ教 授 稲垣 文昭教授 河合 隆行教 授 玉井 雅隆教 授 Hansen Paul准教授 小田 潤一郎講 師 Cacali Evan助 教 後藤 真実助 教 渡邊 絢子国際政治から見たエネルギー資源問題地域の水循環・水資源など地下水に関わる研究多文化共生と日本My focus is on one healthand more-than-humanrelations from an historical,social-theoretical andethnographic perspective.CO2排出削減につながるエネルギーの使い方Second Language Acquisitionand Cultural Studies中東・湾岸地域の服装・文化研究国際規範「ビジネスと人権」の各国への影響研究内容■ 国際資源学部所 属(学科・コース・講座等)-2-
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